昨日5日、暖かくなった記念に(?)深年川深部、茶臼岳林道をMTBツーリングしてきました。
午後から天気は下り坂、ということで10時に出立。雲は多いものの気温が20度近くある中、ちょうどいいくらいです。
自宅から30分で法華岳公園林道入り口へ。しばらくは舗装路ですが、すぐにダートになります。
途中には、かつての集落や学校後も。この辺りは国有林でトロッコが引かれ、山奥から木材を運び出していました。
トロッコの行き先は、綾にあった九州最大の貯木場。
ミツマタの回廊も発見。かつての集落の名残でしょうか。おそらく当時の人々が植えたのでしょう。
この道の奥から登る式部岳〜掃部岳は経験がありますが、その時は車だったので気付きませんでした。
そのほかにも、古い橋が結構あり、昔を偲ばせていました。
お昼まで走れば着くかな?と思っていましたが、意外と遠かった(笑)
カニヤのカンパン(控えめな甘さが、いい)で簡単に小腹をごまかし、後1時間進んで引き返そう、と。
しかしそれからが、いよいよ林道が本性を剥き出しにしてきました(笑)
勾配も徐々に上がり、道の荒れ具合もひどくなってきて、いよいよ乗っては登れなくなってきました。
時折押しを入れながら進みます。
すると、林道工事の際の道標が。
振り返ってみると、結構キテますね〜(笑)
我ながらバカだな〜と思いながら、楽しんでます(^_-)
途中では、カケスやアオバトも見られました。以前はコシジロヤマドリも見かけましたよ。
13時、いよいよ雲行きが怪しくなり、遠雷も聞こえ始めました。記憶では、ゴールである林道末端までさほどないのですが、撤退を決定。こういう時は「予感」を大事にします。(その後この判断が思わぬ幸運を引き寄せるのですが、その話は別の機会に)
さて、豪快な下りに備えてタイヤの空気圧を下げ、いざ!
おおっ〜!た、楽しい〜!
これでこそ、登ってきた甲斐があるというものです。
もちろん、安全第一。
谷側はガードレールもないので(あっても落石でぶちのめされている)慎重に下ります。
だんだんとブレーキを握る握力が・・・
2時間半で登ってきた道を、50分で下りました。
途中の沢では、おっかなびっくり、大きなイノシシとの遭遇も。向こうも慌てふためいて走って行きました(^_-)
本日の走行距離40km
走行時間4h15m
- 念の為、雨具、工具一式を持っていきます。
- これから行く山域を望む
- ミツマタの群生を発見。嘗ての集落の名残でしょうか。
- ミツマタの蕾
- ミツマタの花
- 寂れた古い橋
- 小さな名もなき滝
- ブレブレですが、こんなところが所々にあります。クラウン様は通行不可。
- かつての学校跡。この上にもまだあります。
- ユンボの渡河場所。
- お昼。
- 旅のお供にはカニヤのカンパン。
- 次第に最深部に近づいてきました。道の荒れ具合もこんな感じに(笑)これはまだ序の口。この後押したり走ったりになります。
- 遠くまで来たもんだ。
- 13時。雲行きが怪しくなり、遠雷も。ゴールは近いのですが、勇気の撤退を選択。
- 我ながらバカだなあ(笑)楽しいなあ(^_-)
- 見事なゴルジェも。
- またまた古い橋と名もなき滝。