去る19日の金曜日、綾町生涯学習講座でお世話になっている河野耕三先生のご案内で出掛けてきました。
式部岳は国富町深年川の深部にあり、ピークは1218.9m。
掃部岳はその最深部、ピークは1223.4m。
お目当てはアケボノツツジ。
式部岳には過去2回登っていますが、掃部岳登山は初めて。今回は深年川源流を巡る周回縦走路となります。
長丁場のため、朝7時半に法華岳公園駐車場に集合し、林道を車で移動。
8時半には登山口より歩き始めました。
本当は20日の予定だったのですが、天気が崩れる四方だったので急遽前日に前倒し。
7名の参加となりました。
歩き始めて間もなく、昔の小学校跡(!)です。トロッコ道の残骸や、陶器やガラスの破片がちらほら。オオキツネノカミソリの群落があります。
11時頃、式部岳山頂到着。晴れの予報だったのですが、途中からガスってきました。
昼食を済ませ、稜線伝いに掃部岳を目指します。
まるで水墨画のよう。
ついにアケボノツツジ!(^_-)ちょっと終わりかけでした。
去年もでしたが、タイミングがちょっとズレてたみたいです。
掃部岳直下のガレ場。
耕三先生曰く、先生がお若い時に調査に入った後、ここは民有地であるために伐採された、とのこと。元に戻るのは当分なさそうです。
ただ、この辺りにもクマタカが生息しており(この日も遠目に確認)このガレ場が狩り場になっているとのこと(エサを発見しやすい)。
掃部岳山頂側にある、ここも集落と学校の跡地です!1000mの稜線上にあるので、驚きです。水はどうしてたのだろう?
深年川北側の稜線から南側の稜線へ。こちらのアケボノツツジはちょうど満開でした。
南側より北側が早いとは、これ如何に?天候不順のせいかしら?
今回最年長のOさん。何と、今年喜寿ですよ〜!お元気!あっぱれ!
稜線からの下りは、落ち葉で滑りやすく目印も分かりにくいため、初心者にはお勧めできませんが、慎重に川まで下れば大丈夫でしょう。
18時、全員無事に登山口まで降りてきました。
念願の掃部岳に行けて、よかったです。耕三先生始め皆さんありがとうございました(^_-)