カテゴリー: 焼き物コラム

粘土冥利

投稿者: 八十一(やそいち)

昨日の記事に対していただいてコメントの中に「粘土冥利」という言葉がありました。 コメントくださった方は焼き物関連の方ではなく、しかし普段土と向き合ってお仕事をされている方です。 粘土冥利とはいったいなんでしょうか? 粘土…

粘土による造形〜ろくろに関する考察〜

投稿者: 八十一(やそいち)

物を作る上において様々な材料が存在する。その中で粘土というものは実に多種多様であり、可塑性に優れ容易に成形しやすく、焼成後は安定なため、古今東西で利用されてきた。では、粘土を用いた造形とは、果たしてどういったものが「粘土…

白さつま板皿「The Bridge」

投稿者: 八十一(やそいち)

世の中に沢山存在する、橋。その美しいアーチは人々を魅了します。 私は旅が好きで、ふらっと車で出かけたりすることがあるのですが、知らない土地で、見事な橋に出会った時ほど、ワクワクすることはありません。宮崎にも、日之影、高千…

06.12種子島滞在記vol.4

投稿者: 八十一(やそいち)

29日。窯焚きも最終日である。山のようにあった薪も、すっかり空になってしまった。 さあ、いよいよ最後の薪の投入だ。 最後が見えて来たので、思わず笑みがこぼれる。 薪の投入を終え、焚き口に蓋をする。 ようやく、打ち上げ。先…

06.12種子島滞在記vol.3

投稿者: 八十一(やそいち)

27日。この日は、周りの風景を撮ってみた。この竹は、種子島特有のものか、宮崎ではあまり見かけない種類のものだった。これだけでなく、さすがに珍しい植物が沢山。 ここから、海が望める。 この日はきれいな夕日が見れたのだが、こ…

06.12種子島滞在記vol.2

投稿者: 八十一(やそいち)

26日早朝。窯の前から3分の1くらいのところに取り付けられた温度計は、そろそろ800℃になろうとしている。 思ったより引きが弱く、また風も出て来て吹き返してなかなか温度が上がらない。ロストルの下の熾きの影響だろうか。 横…

06.12種子島滞在記vol.1

投稿者: 八十一(やそいち)

突然の先生からのお電話より、思いもかけず種子島に渡ることになった昨年末。35年前に僕の焼き物の師匠、中里隆 先生が“種子島焼”を小山富士夫先生の勧めによって再興され、古稀を迎えられた今、再び種子島で作陶されているとのこと…

アノニマス・デザイン

投稿者: 八十一(やそいち)

anonymous 1.匿名の,名を伏せた;作者[製作者など]不明の;名前を知られないでいるa reader who asks to be ~ 匿名希望の読者. 2.個性[特色]のない,何ということもない,平凡な. 昨日…

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