「川喜田半泥子と人間国宝たち」展 宮崎県立美術館
先日、宮崎県立美術館へ「川喜田半泥子と人間国宝たち」展に出かけて来ました。 川喜田半泥子は、三重県津市出身の数寄者。裕福な家庭に生まれ、だからこそ遊び尽くしたと言えます。決してプロの陶芸家ではなく、アマチュアであったから…
先日、宮崎県立美術館へ「川喜田半泥子と人間国宝たち」展に出かけて来ました。 川喜田半泥子は、三重県津市出身の数寄者。裕福な家庭に生まれ、だからこそ遊び尽くしたと言えます。決してプロの陶芸家ではなく、アマチュアであったから…
今ではどこの町にも一軒はあるであろう、100円均一ショップ。何でも100円、というアレですね。実は僕も、よくお世話になっています。 ここには、驚くべきことに食器も売っています。もちろん100円の、陶磁器の食器です。 とあ…
昨日、久しぶりに一心鮨光洋の木宮さんが遊びに来られました。 いろいろとお話をさせていただきましたが、その中で気になった言葉がありました。 「100円ショップのお皿は、手に取ってみるとどうもなにか違和感がある」 器であろう…
今日も「季節料理かわの」さんへ出かけて来ました。 お客様の頃合を計って、お昼を頂いているのですが、これが旨い(^_-) 今日は「かわの」さんの一番の売りである「尾崎牛」を、握りで頂きました。 一度、料理長の上原さんが以前…
前編では土の特性について述べました。今回はその色合いについて述べたいと思います。 この土の特徴は、その白の「優しさ」にあります。 一般的な有田等の磁器の場合、青色系の白となります。もちろん、柿右衛門の濁し手や、ボーンチャ…
僕は現在、「白薩摩」という種類の土をメインに作陶しています。今回はこの土について、お話ししたいと思います。 「白薩摩」とは、薩摩藩、今の鹿児島県で生産された焼き物です。島津家が外貨を獲得するため、要するにヨーロッパへの輸…
16日土曜日、福岡市美術館で開催されていた「美の求道者・安宅英一の眼 安宅コレクション」展を見に行って来ました。 大阪市立東洋陶磁美術館は僕の最も好きな美術館のひとつで、関西に行く機会があれば必ず寄るようしています。とい…
(前編より続く)牛ベラのみで器を作る場合、湯呑なら湯呑、飯碗なら飯碗の形をはっきりとイメージしながら水引きする必要があります。つまり、必要な土の量をとり、伸ばしていく工程のみで完成まで持って行きます。当てゴテを当てる作業…
僕の普段の仕事の中心は、「ろくろ」です。ろくろにもいろいろと種類があり、一般的なものは電気ろくろです。これは電気モーターによってろくろが廻り、ペダルによって回転数を調整します。 手で回す「手ろくろ」は、今では茶器、お茶碗…
最近の巷の話題と言えば、「中国餃子事件」でしょう。餃子のみならず、中国産の食物に大いに注目が集まっています。特に外食産業はその多くが中国産の冷凍食品を使用しているため、深刻な影響が出ているそうです。 以前、東京のとあるお…