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チビートトラバース2018夏7、8日目〜元猿海水浴場〜美々津石波川キャンプ場〜綾

7月19日木曜日。5時前に起床。なかなか寝付けなかったので、ちょっと寝坊してしまった。

朝食の定番は、棒ラーメンに餅を一個。
スープとカロリー、塩分を一度に摂取でき、しかも調理は短時間で済む。
しかも、どちらも日持ちもし、携帯に便利。


持参した1升の米も、だいぶ消費して軽くなった。

朝の6時前。漁の船は4時前から出港していた。
遠くに見えるのは深島か。
元猿海水浴場へはこの看板を目印に。
蒲江町商工会ご苦労様です。

6時過ぎに出立。
R388を延岡を目指す。

丸市尾というところで、県道122号線へ。R388は山へ、122号線は海沿いの道だ。

R388から県道122号線へ。
こんな感じの気持ちいいシーサイドロード。交通量もまだ少ない。

名護屋湾をぐるっと回った先には、この日一つ目の急登が待っていた。
坂を登ると、展望台があった。7時45分。

日豊海岸は有名なリアス式海岸。ということは、海沿いの道は結構急峻なアップダウンの連続だ。
朝から疲れたぜ。
深島が近くなってきた。

上りがあれば下りがある。下った先は、波戸津海岸だった。
ここの松林は見事だ。

ここのキャンプ場は一度泊まってみたい。

東九州道波戸津インター横を抜け、道は山へと入っていく。

総じて走りやすい。
いよいよ宮崎県、延岡旧北浦町に入る。8時40分。

県境の峠までは、なかなかの登りだ。しかし、交通量も少ない割に道も綺麗で、気持ち良い。
峠を下り始めてすぐ、猿の群れと遭遇する。集団で道を横切っていた。
上りの時には出会いたくないものだ。

9時15分、再びR388と合流する。

このような広域観光マップがある。
登っては下りてを繰り返す。景色は良い。
砂浜が綺麗な下阿蘇海水浴場。

9時48分、下阿蘇海水浴場着。道の駅北浦にて休憩。
時間は早いが、すでに疲労が蓄積している。気温もかなり高い。
塩ソフトを試す。美味しいけどなあ、ちょっと高いかな。
舗装路が続くと、クロスブラスターが逆に恨めしくなってくる。スピードが出ない。
時間が早いので、浦城の方を回ろうかとも考えたが、安全策をとる。予定の美々津までは90kmの行程だ。決して遠くはないが、この暑さでは無理はすまい。

R388を進み、最後の急登、浦城トンネルへとかかる。
新しく広い道は、日陰がない。太陽がジリジリ照りつける。まだ10時だぜ。

延岡市街に入り、R10へ。コンビニで補給。

延岡のシンボル、旭化成の煙突と愛宕山を、延岡大橋から望む。

10号線を南下し、土々呂へ。私が育ったところだ。
海浜運動公園で、昼食にする。
ここは小学生の頃、黒潮キッカーズ(チームは今もあるみたい)の一員として、ホームグラウンドして利用し、また土々呂中学校サッカー部で何度も他校との練習試合をした、青春の地。
久しぶりだなあ。

あの頃は子供の数も多く、隣接する市営プールは連日賑わっていた。
今はすっかり朽ち果ててしまっている。

ブリ見山と椿山
土々呂港
海浜運動公園
土々呂の漁港

更にR10を進み、門川町、日向市細島へ。

細島港には、飛鳥IIが停泊していた。
小倉が浜

伊勢ケ浜から小倉浜大橋をわたって、再びR10へ。

美々津では、美々津大橋を車道ではなく歩道/自転車道を行く。少々遠回りだが、橋の上で止まって耳川や美々津港の風景をゆっくりと堪能できるので、お薦め。

日豊線の美々津の踏切では、たまたま豪華旅客列車ななつ星号に出会った。

15時過ぎ、石波川キャンプ場着。
今回は貸切。さっそく、石波川に入る。水がぬるい。

お薦めのキャンプ場の一つ。
やっぱりカタツムリ。

走行距離 88.8km

7月20日金曜日。さて、綾へ帰ろう。

朝方の風は心地よい。
R10に出てすぐ、宮の下交差点を左折。県道302号線を、旧リニアモーターカー実験線跡沿いに南下する。

尾鈴の山々は雲に隠れていた。
川南駅では上りと下りの新旧?にちりんが止まっていた。
早くも稲刈りも始まった田んぼもあった。新富町にて。

今回持参した物で、これまで活躍していないものが一つだけあった。
GOAL ZEROである。
結果的に、持参した二つのモバイルバッテリーで十分足りた。道中、何度この”お荷物”を恨めしく思ったことか。
というわけで、ほとんで使い切ってしまった1000mhのバッテリーを充電しながら走ってみることにした。

しかし、これがうまく行かなかった。
どうやら、走行中にコードが外れてしまったらしい。
バッテリー側の差し込み口に段差があり、深く刺さっていない。これでは振動で外れてしまう。
加えて、台風の接近によってこの日は雲が多く(午後には雨になる)、発電量も小さかったこともある。

ダメじゃん。

結論として、10日以内の旅ならば、ネット接続を多用しなければ(フリーwifi利用のみ)モバイルバッテリーで事足りる。

新富から西都を目指し、県道40号線で10時過ぎ帰綾。
当初の予定とは違ってしまったが、旧交を温める旅はそれはそれで有意義だった。
それにしても、ひむか神話街道恐るべし。

走行距離 64.1km
総移動距離 526.2km

今回の教訓 旧道峠は、秋冬に攻めるべし。

チビートトラバース2018夏6日目〜白水鉱泉〜朝地〜緒方〜R10〜蒲江

7月18日水曜日。今日も暑くなりそうだ。
カナディアンヴィレッジは本当に、お薦め。安くて居心地が良い。また来たい。連泊してよかった。

この日はひとつ、心配事があった。行程についてだ。
これまで、1日の距離がさほど稼げていない。初日の疲労と、連日の暑さのためだ。これまでのペースだと、豊後大野市(旧三重町)までか。そうなると、適当なキャンプ場がない。
まあ、公園や屋根付きバス停、無人駅、橋の下、寝ようと思えばどこでも寝られるのだが、キャンプ場は安心して休むことができる=疲労回復できる。それが期待できないのは、今の状況ではきつい。

まあ、なんくるないさ。

6時に出立。

あけぼの。やうやう白くなりゆく山際
黒岳が見えてきた。

久住の北側から東側へと、山を下りていく。これまで登ってきた標高を一気に消化するダウンヒルだ!

県道621号線を降って行く途中にある、白水(しらみず)鉱泉に立ち寄る。
天然の炭酸水が飲める。有料だが、試飲は無料。美味いよ。

へえ、キャンプ場もあるんだ。

しばらく行くと、県道621号から離れ、旧直入町長湯温泉方面、本峠を目指す。

今回の旅の目的、「旧道峠を行く」のひとつ、本峠。
こちらの記事を参考にした。
峠コレクション「本峠」
大分の山・登山記「本峠」
記事によれば、何とも旅情を掻き立てる峠ではないか。とても楽しみにしていた。

7時半。旧道入口に案内は特にない。
本峠トンネル入口手前にそれらしき道。反対側のガードレールに半ば朽ち果てた道案内板があり、それと察する。

しかし、1kmほども行くと、薮に行く手を遮られる。

峠コレクションの記事は冬だったので、薮もさほどではなかったのだ。残念だが、撤退を決める。
時期を選んで来るべきだった。

旧道の名残
庄内側本峠入口
濃い薮が待ち受けていた。これくらいはひるまず進む。
しかしあえなく撤退。

気を取り直して、先を急ぐ。
本峠を回避したので、距離が稼げる。今日中に豊後大野の先までいけるかもしれない。

アップダウンを繰り返しながら、R422まで出る。
朝地まで下り、県道46号を緒方のR502まで辿る。

場所が定かでないが、R502に出る手前くらいか?遠くに見えるのおそらく傾山。

10時くらいに道の駅「きよかわ」に着く。
ここまで来れば、蒲江まで行けそうだ。そのためには、もう一つの旧道峠、R10の中の谷峠も諦めなければなるまい。当然、暑さにも十分留意した上でだ。

旧三重町の延岡方面へ向かうR326との合流点の交差点の傍にあるローソンで、昼食を調達する。
33年前はこの道を延岡へ帰った。当時、まだまだR326が「酷道」の時代だった。
峠の麓にある蓮乗寺さんで、お堂の軒下を借りて一夜を過ごした。ご住職が気持ちよくお貸しいただいたのだが、大きな仁王像の前で一人シュラフにいると、ミミズクが屋根裏を寝床にしており、驚かされた。ビクビクしながら過ごした夜も、今となってはいい思い出だ。

しばらく進むと、再びR326と502は分岐する。R502を旧野津町のR10との合流点まで進む。

R326が整備され、東九州道が開通してから、R10はめっきりと交通量は減った。おかげで、自転車は比較的走りやすい。

が、この日の暑さは厳しさを増す。この日の大分の最高気温は36.3度だったらしい。

暑さに体力を削られながら、中の谷峠付近へ。
峠コレクション「中の谷峠」
記事は逆から峠を攻めている。時期を見て来てみたい。今回はトンネルを通って先を急ぐ。

佐伯の町に入ったのは15時くらいだったか。
買い出しを済ませる。明るいうちには蒲江に着ける。
しかしここから最後の登りが待っている。

R388を蒲江を目指す。
体力的にもきつくなってきたところに、斜度10%の登りだ。嬉しくなってくるぜ。

16時20分、蒲江の海に着く。
行動食は取っていたものの、腹が減りすぎている。しかし、蒲江では清水マリンさんで食事を取ろうと決めていた。
清水マリンさんも、「みちくさ」の異業種交流会でお知り合いになった。

まだかまだかと、空腹に耐えたながらも海沿いを進むと、あった。看板はあるが、お店はちょっと目につきにくい。
が、ここの魚料理はお薦め。味も量もハンパない。料理の写真は食べるのに一所懸命で、ない。現地で確認の程を。
食べ過ぎて、1時間ほど動けなかった。
異業種交流会で知り合い、久しぶりに(10年ぶり!)お会いしたお嬢さんと、お女将さんとのおしゃべりも楽しかった。

結局、お店を出たのは19時過ぎ(笑)

この日は高平キャンプ場に泊まるつもりだったのだが、16時までしか電話が通じず、元猿海水浴場に変更。
キャンプ場ではないが、トイレと水道が使える。

蒲江の海だ!
清水マリン。生簀が目の前、新鮮な魚は絶品。
元猿海水浴場
今は閉鎖したマリンカルチャーセンターが見える。
20時前でもほのかに明るい。

景色は良かったが、暑さでなかなか眠れなかった。

走行距離120km

チビートトラバース2018夏5日目〜坊ガツルハイク

7月17日火曜日。我が生誕祭だ。この日はゆっくりしよう、と決めていた。自分へのプレゼント。
飯田(はんだ)高原の夜はさらに寒かった。

起床も遅く(といっても6時前には起きたけど)、特になにも決めていない。何て贅沢な。
しかしそこは根っからの性なのか、ぼーっとしてるのも勿体無いなあ、と思い始め、カナディアンヴィレッジのオーナーさんから「1時間くらいで行けるよ」と聞いていた坊ガツルへ散歩気分で行ってみることにする。
というわけで、元々チビートトラバース(自宅から山まで人力で行って帰るツアーの自称)のつもりはなかったのだが、晴れて「チビートトラバース2018」となった。

ヤマレコの山行記録はこちら

早朝の散歩

地図も何も持っていない、初めてのルートなので、無理はしない、昼になったら途中でも引き返すことを肝に命じて、8時過ぎに出立する。

今回、登山は予定になかったのだが、峠越えの虫除け、日除けに備えて長袖長パンツを持参していてよかった。

軽量薄手、3シーズンをこなせる。運動性も良い。

XLを購入したらさすがに大きめだった。冬場のアウターも兼用と考えれば、悪くはない。

これで持参したツールは、レインウェア以外ほとんど出番を迎えたことになる。あいつ以外は・・・

テン場から集落を抜けて、吉部登山口を目指す。しかし、これが分かりにくい。事前の下調べは入念に。地元の人に尋ねるのが一番。

歩き始めて30分くらい。
この立て看をみると、駐車場の奥に登山口があるように思うが、実際には林道の先にある。
駐車場から少し降りたところにある小さな滝。
吉部登山口

集落から林道に入り、しばらく行くと最後の駐車場に着く。登山口はここから林道を50mほど進んだところになる。
気持ち良い登山道を行く。
途中、鎖場を一か所、急登するものの、比較的歩きやすい。ただし、人気のルートなのだろうが、目印のテープ類が少ないように思うのは私だけだろうか。注意深く歩けば迷うことはないとは思うが、下りでは何か所か本来のルートを外れ、沢を下ってしまっていた。初心者など、天候が悪かったり日暮れ後の歩行は注意が必要だろう。

シューズはこれ。自転車にも登山に使える頼もしいやつ。

1時間ほどで暮雨(くれざめ)の滝へ。一見の価値あり。

暮雨(くれざめ)の滝
マイナスイオンを堪能する。
真夏なのに寒いくらいだった。
幻想的な風景

登山道へと戻り、滝から30分ほどで視界が開ける。坊ガツル入り口だ。
ハンカイソウが出迎えてくれる。

坊ガツルは3年まえのチビートラバース以来だ。ここはいつ来ても気持ちがいい。水も美味い。
また是非キャンプに来たい。

小一時間ほど、キャンプ場の炊事場でゆっくりとし、居合わせたおじさま方と山談義に花を咲かせた。
84歳で、長者原に車を止めて1週間ほど久住に入りびたりという、じい様にはたまげた。毎日登っては下りているのだとか。
まあ、宮崎から自転車で来た、と言ったら半ば呆れられたので、お互い様か。

行動食を口にして、ちょうどお昼くらいに、帰途に着く。

坊ガツル入り口
3年ぶりの坊ガツルだ。
ハンカイソウの群落
青空に干木が映える。
思えば遠くに来たもんだ。
平治岳
草原の風は心地よい。
カキツバタ
準絶滅危惧である。
好きな風景。
空には飛行機雲。
遠くにハイカーが。平日とあって、登山客は少なめだった。
草原の中の道は気持ちが良い。
実はここまで車が入ってくる。
下山途中で。何のキノコだろう?
標高1233mでこの気温!でも風は涼しい。

しかし、この日はゆっくりするつもりだったのに。たしかに、往きは楽勝と足取りも軽かったのだが、帰りになった途端、急に疲れが出てきた。カロリー不足かな?

登りに時には気づかなかったガクアジサイ。日の尾峠で見たものと同じ種か?
本当に、綺麗な色をしていた。

15時まえに帰り着く。
結局、この日も6時間、山道を14km歩いちまった。全然1時間じゃないじゃん。余計疲れたよ(笑)楽しかったけど(^_-)

チビートトラバース2018夏4日目〜日の尾峠〜やまなみハイウェイ〜筋湯温泉〜飯田高原〜カナディアンヴィレッジ

7月16日月曜日。4時起床。夜はさすがに寒かった。

夏場は基本ドイターのインナーシュラフを使っている。平地ならばこれで十分。シュラフの出番はない。
シルクみたいな肌触りでコンパクトで軽い。今は売っていないようだ。
しかしさすがに阿蘇の麓。寒くて夏用シュラフに潜り込んだ。おかげでぐっすりと眠れた。

しかし、この日も隣のファミリーキャンパーは夜中まで騒がしかった。
花火をするなとは言わないが(打ち上げじゃなかったし)、夜の10時を過ぎて子供とキャーキャー言うのはいかがなものか。
家とは違うんだぞ。

疲れ方が想像以上だったので、前日はここに連泊してもいいかなと思っていたが、エビと騒音は無理、ということで次で連泊することにした。

この日も快晴。6時過ぎに出立。飯田高原を目指す。

さて、出かけますか。

キャンプ場を出る際、犬連れのご夫婦キャンパーと挨拶を交わす。普通ならば下っていくところ、自転車で山の方へ行く姿を少々怪訝に見送られた。

昨日の管理人さんの話では、峠の手前で道が埋まっているものの、自転車なら何とかなるかも?ということだった。

空気が気持ち良い。
疲れも、昨日はたっぷり休憩したおかげで、だいぶ回復している。とは言え、この日も暑さが厳しい予想だったので、できるだけ早めにテン場まで着きたいところだ。

キャンプ場から峠まで、距離はさほどではないものの、それなりの傾斜だ。

朝イチの登り。
朝日が山に映える。
根子岳の直下をグイグイ登っていく。
根子岳を見上げる。
峠への道は牧場でもある。
右側の倒木の隙間を通っていく。

途中、綺麗なガクアジサイに出会う。

美しい青。

大雨の時は滝になるのだろう。

根子岳と高岳の間を縫っていく。

峠だ。
7時。標高988m。

この日の尾峠は、昔から高森の人たちが一ノ宮にある阿蘇神社への参拝に使っていた道だそう。
何とも雰囲気のある、いい峠だ。

いつの頃からか、人々の交流を見守ってきた道。
地震だけでなく、近年自然の猛威にさらされている。

しばしの休憩後、下りにかかる。

高森側の、樹間を縫って行く道とはまったく違う景色が広がっていた。
眼前には、これぞ阿蘇!ともいうべき爽やかな高原が広がっていた。めちゃきもちいい!

最高だ!

視界が広がると、遠くに久住の山々が見えた。
高原ロードを気持ちよくダウンヒル
町まで下りてくると、遠くに仏舎利塔が見えた。
朝日に輝く高岳

宮地駅に8時着。
33年前の夏、当時まだ国鉄の駅だったここに一夜の宿を借りた。駅員さんにお願いすると、二つ返事でお許しいただいた。いい時代だった。
その時は、長野からキャンピング車(もちろん自転車ね)で来たという、同い年の工業高校生と泊まった。
延岡も走ってきた、可愛い子が多くてびっくりした!と言う彼に、そうかなあ?そうかもねえと相槌をうつようなうたないような・・・・当時は延岡在住だったのだ。

しかし、同い年でやることが違うことに軽くショックを受けたなあ。
こっちはナショナル(現パナソニック)のランディオーネという、ブリジストンのロードマン(当時のベストセラー)の対抗馬(5万円前後の量販型ドロップハンドルスポーツ車)を、ちょろっと改造したとも言えないような代物で、テントどころか自炊道具も持たず、どこか軒下さえあればいい、という若さが故のスタイル。
荷物もフロンバックとサドルバック、ディパックという軽装だった。
それでも自分的には大冒険のつもりだった。はじめての野宿ツーリングだったし。
1週間でも十分に長い気がした。
ところが彼は、キャンピングフル装備(サイドバック前後仕様)で長野から自走!ほー!

まあ。自転車は今も大して変わらない。FUJI absolute3.0だし(ヤフオクで5万)。
ただ、フレーム以外はほとんど改造してある。自慢の愛車だ。

今は無人駅。

さて、いよいよやまなみハイウェイ(県道11号線)を目指す。
噴火口の中に町があり、噴火口を上って外に出る。そのスケールを体感できる。

9時半に展望台着。
日差しが今日もきつすぎる。しかし、日陰に入れば風は心地よい。

でっかい噴火口の中に町があり、田畑がある。

さてお待ちかね、ここからが快走ロードだ。

と言いたいところだが、連休の最終日。車、バイク、車、バイク、車、白バイ。
のんびり、ゆっくり、静かに高原の道を楽しませてはくれなかった。

久住の山々が近くなってきた。
なにやら大規模な建物と風車の群れ
久住が目前に

瀬ノ本高原

11時、瀬ノ本のドライブインで休憩した後、県道11号から離れて、県道40号線を行くことにする。
高原ロードからは外れてしまうが、交通量は圧倒的に少ない。樹間を行く道なので、涼しい。
ただし、11号線は牧ノ戸峠を越えて終えば楽な道であるが、40号線はアップダウンが続き、距離は短いが斜度10%超区間もある。
なにせ、九州では珍しいスキー場に至る道だ。

10%越えの登りは、きつかった。水を飲んでも飲んでも、喉の渇きが取れない。
ルートラボを見てみると、日の尾峠よりも標高は高い1153mだ。
しかし、そこからは下りだ。
途中、筋湯温泉を通る。幼少の頃、祖母の湯治に付き合って何泊かした記憶がある。
40年以上まえの記憶の景色とは、さすがに重ならなかった。

途中、道を間違えるところだった。地図を忘れて、このように何度か迷った。

正解は左折。右をしばらく行って、引き返した。
とにかく40号線を進む。

やまなみハイウェイとぶつかる交差点へ出た。

飯田の街を抜け、やまなみハイウェイとぶつかった。そこをまっすぐ突っ切って行く。県道621号線だ。

今朝、日の尾峠からは霞んで見えなかった久住の裏側へやってきた。
三俣蓮華岳と平治岳

今日のテン場、カナディアンヴィレッジに無事到着。14時半。
さすがに連休最終日。社会人の陸上部の合宿以外、キャンプ場には誰もいなかった。

誰もいないキャンプ場。天国だ。
夕日に小麦が揺れる。

 

走行距離57.7km

チビートトラバース2018夏3日目〜中坂峠〜鍋の平キャンプ場

7月15日日曜日。この日も4時半に起床。まだ誰も起きていない。
朝方はさすがに涼しいが、この日も酷暑が予想されたので、早めに出立。
ここはよく霧が出る。

起き抜けの変な写真
服掛松キャンプ場のご案内
朝もやの中に

R265を菅尾から県道151号線へと入る。

朝の7時半。既に日差しが強い。

この道は17の夏に通った思い出の道。33年ぶりだ。

上差尾集落では迷いそうになった。

途中、上差尾集落ではちょっとわかりにくいが、地元のおばあさんに道を尋ねる。
なんと今回、地図を忘れるという大失態。 要所要所は事前にプリントアウトしてマップケースに持参したのだが、ロードマップは前夜寝床で見たまま、忘れてきてしまった。 まあ、山の中じゃあるまいし、聞けばいいことだ。

確か、33年前もここで道を間違え、牧場の中を行き止まりまで行って引き返したっけ。それはそれで、いい思い出。

それからは樹間の気持ちの良い、涼しい道。アップダウンを繰り返しながら、地道に高度を稼ぐ。

最初のピーク。まだ峠ではない。

峠?らしきところに出たが、まだここではない。左に林道があったので、遊び半分に入ってみた。 1kmほど行ったところで下りになったので、そこで休憩し引き返すことにする。8時半。

ネムノキ
時間に余裕があるので、脇道のダートに入り込んでみる。国見の山々が見える。昨日はあそこを越えてきた。
こちらは祖母山塊を見渡せた。

そこから県道に戻り、少しくだったあと、最後の登りにかかる。

中坂(ちゅうさか)峠には一本の桜が立っていた。
いつから、ここで旅人が行き交うのを見守っているのだろうか。9時20分。

高千穂方面から阿蘇へ行くには、高森峠(トンネル)が一般的だが、旧道はともかく(こちらもお薦め)、峠からのトンネルは長くて通行量も激しい。 時間に余裕があったり、とにかくトラックを避けたいと思う向きは、高森峠よりは登りは多少きついものの、中坂峠を断然お薦めする。気持ち良いこと請け合い。車はほとんどなく、たっぷりと阿蘇の旅情を味わえる。

峠の桜の木。
花もさぞかし見事だろう。
中坂峠から祖母山方面を望む。

峠から少し下ったところに、自然歩道の案内板があった。 しかし、高森峠への道はうっそうとした薮に覆われていた。 高森の街までは気持ちの良いダウンヒルを堪能する。

根子岳が見えてきた!
阿蘇だよ〜

10時には高森まで下る。
時間は少し早いが、阿蘇まで来て慌てることもあるまい。今日は根子岳の麓、鍋の平キャンプ場止まりとする。

阿蘇のこちらの方面は、震災の影響はさほど感じられない。
高2の夏に、はじめて野宿ツーリングに来て以来、「心のふるさと」と勝手に阿蘇を思っている身としては、少しばかり安堵した。

R325まで出て、ダイレックスで買い出しを済ます。今日はキャンプ場で昼食も摂ることにする。一升の米を早く消費して、軽くしてしまいたい。

ここから10kmもないのだからすぐに着く、と思いきや、1時間以上もかかってしまった。 思っている以上に、疲労と暑さがボディブローのように効いている。ちょうど昼頃、キャンプ場着。
キャンプ場の入り口は、少々わかりにくかった。え?そんなことない?疲れてんだ。

根子岳が眼前に迫る。
キャンプ場のアイドル犬、ジョン。
優しい顔をしているから、ばあちゃん犬かと思いきや、じいちゃんだった。

とにかく腹が減っているので、2合の飯を炊いて食った。ぷはっ。

今回のテントは、ヨーレイカ/アマリ・パス・ソロ。全面メッシュなので、夏場は快適。居住性抜群。 自分的にはホテル並みの快適さ。前室も文句なしの広さ。そのかわり、少々重量があるのはやむをえない。

今気になっているのがこちら。軽いぜ!

通称カタツムリ。
なかなか気持ちの良いところ。
阿蘇に陽が沈む。

午後は洗濯をし、ただただ、木陰で横になって疲れを癒した。

キャンプ場自体は、とても気持ち良い。温泉も車ですぐ、らしい。自転車だと、帰りにそれなりの登りがあるため、また汗をかく羽目になる。

連休の日曜日。服掛松ほどでないにしても、ここもファミリーキャンパーでにぎわっていた。ただ、バイカーも目立つ。
管理人のおじさん曰く、トヨタのCMでかのヒロシ(熊本出身ね)がここでロケをしたらしく(知らんけど)、GWには関西からのキャンパーでぎゅうぎゅうだった、との事。へえ。
しかし、色々と事情もあるのだろうが、日曜日に何もキャンプ場の草刈りをしなくてもいいのでは?
客のみんなは静かに過ごしたくて、ここに来てるんだろうし。せっかくの場所が、草刈機の音で興が削ぎれたのは否めない。
しかも、誰かは知らんが、炊事場にエビを丸ごと放置している。その匂いが、堪らん。
阿蘇に来て、捨てられたエビの臭いはいらない。管理人さんも放置しているのは、なぜ?

シチュエーションとは裏腹に、不思議なところだった。

走行距離36.4km