コラボレーション〜島津拓哉 苔盆栽展

ギャラリー一番館
9月29日(土)〜10月8日(日)AM11:00~PM6:00

今回、盆栽作家の方とコラボレーションさせていただきました。
島津さんは84年生まれの若手作家。
一番館さんで私の器を見られて、気に入っていただき、お声を掛けていただきました。
普段は食器を主に作っていますので、盆栽鉢を作るのはもちろん初めて。
自分なりにイメージを膨らませて、白の器だけに「水墨画の余白」になろうと考えました。
また、その“余白”は下に来ることから、「空中庭園」をテーマに作成しました。


白さつまのものが、私が作ったものです。
私の他に、有田の高森誠司さん(染め付け)、種子島窯の野口悦士さん(南蛮焼)も器をご提供されていました。


台の上の作品は「しだれ柳」。小枝が伸び、器がちらちらと隠れるくらいが風情が出てきそうです。

数ある中で、島津さんご本人が一番お気に入りと言われた作品。
私も、一見おお!と唸ってしまいました。お見事。

こちらは珍しいヤクシマススキ。

私作の鉢に富有柿(ふゆがき)。赤く熟れた時の、白とのコントラストが楽しみです。

初日に、島津さんを囲んでの日本酒の会が一番館さんで開かれ、そこにお呼ばれしてきました。
出張鮨を握られたのは「安春計(あすけ)」のご主人、高崎さん。私も弟子時代からお世話になっています。

このしろが格別でした(^_-)
お豆腐は唐津の川島豆腐、3日間寝かしたアラのお作り、爽やかな梅の風味が効いた鰹のたたき、また途中から参加された「なかむた」ご主人の栗と柿の白和え、お稲荷と堪能させていただきました。

ギャラリー一番館オーナー、坂本さんご夫妻。

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