「ホルトノキ」忘年会

昨夜、綾エッセイストクラブ「ホルトノキ」の忘年会が、佐藤会長宅でありました。

「ホルトノキ」は地元有志で発行している通算5号を数えるエッセイ集です。
今回の参加者は、長年森の保護運動に取り組んでいらっしゃるパン屋の小川さん、綾賢治の学校の柳さんと矢野さん、町議で陶芸家の日高幸一さん、「風人の宿」主人でホルトノキ編集人りんたろうさん、会長と僕、でした。世代もバックボーンも多彩な面々です。

会は、ゆっくりと始まりましたが、アルコールが入り次第に参加者の舌も軽やかになり、町の話題から政治経済の話、青春時代を過ごした大学の思い出話、戦争中の話等々多岐に渡りました。

特に、戦争と青春時代がまったくシンクロしている佐藤翁の、当時の生々しい体験のお話は、とても貴重なお話で、興味深く拝聴しました。

抑留地シベリアからようやく日本に帰国が決まり、お世話になったロシアのおばちゃん、バブーシュカとの別れのシーン。
僕の目の前に、そのシーンが再現されたかのような錯覚になりました。
ロシア語で「さよなら」は2種類あって、ちょっとした「じゃまたね」と、永遠の別れを意味する「さようなら」の使い分けがある、というお話。

つい、ホロっと。

戦争の記憶というもの、風化させてはならない。
そう思いました。

5時間に及んだ会も、解散し片付け。
僕はついつい戦時中のお話をせがんでしまい、さらに1時間も佐藤さんにお話いただきました。
遅くまでありがとうございましたm(__)m


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