河野塾9月号

9日火曜日、町生涯学習講座「照葉樹林文化講座」に行ってきました。
今回は、麓地区にある岩下公園を中心に散策でした。
河野耕三先生
嬉しそうに説明する、河野耕三先生(^_-)

綾町麓地区
公園にある水車近くより、用水路を上流に向けて歩きます。

エビモ
エビモ。

錦原湧水の滝
高原銘木工芸前の錦原湧水の滝。
このように崖のあちこちから、湧水群を水源とした小さな滝が沢山あります。
昔はそのまま飲用として用いられたそうです。
小道
公園の上には、このように自転車道があります。
が、下からは全く見えないので(笑)初めてその存在を知りました。

仏様
小さな山道を登って行くと仏様が。
修験道の滝
小さな滝の周りには、沢山の仏像がありました。
昭和の始めには、ここで修験道が滝に打たれて修業していたそうです。
今では地元の人も知らない様になってしまいました。
とは言っても近所の方が、来られている様子でした。

水公園
蛍の名所として有名です。
とんぼ1
とんぼ2
とんぼ3

ヒュウガミズキ
綾川荘の対岸、綾北川に移動。
谷底にひっそりと咲くヒュウガミズキ。

サカキカズラ
さて、何でしょう?
サカキカズラ2
サカキカズラの実です。
サカキカズラ3
中を割くと、このように羽をつけた種があります。
これが空を飛ぶ様は、芸術的だ(河野先生談)そうです。

ナンバンキセル
寄生植物ナンバンキセル。
ススキに寄生し、葉緑素を持ちません。

全ての文化は、その土地の自然の中でどのような歴史を重ねて来たか、と言うことが出来る、そうです。
また、里に近い山を守る森はマントの役目をし、人間の生活に役に立つ植相が多い、と言うことでした。つまり、原生林にアケビは存在しない、ということですね。
なるほど。


おまけ。
チョウチョが一匹。どこにいるか分かりますか?(^_-)


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