昨年末に火鉢を手に入れました。さっそく火鉢のある生活を満喫しています。
先日のこと。お昼過ぎから、ストーブでコトコトおでんを煮込みます。
ストーブの中で炭をおこし、それを火鉢に移動。
この火鉢、すげえなあ〜と改めて感じています。
何が凄いって、冬の土仕事、冷たい土と水を相手に格闘しなきゃいけません。
いくら宮崎が暖かいといっても、苦痛以外の何物でもない。
例えるなら、アイスクリームに素手を突っ込んで仕事しているようなものです。
ま、手の温もりでだんだん土も暖かくなってくるんですが。
以前は灯油ストーブをガンガン焚いていたのですが、とてもとても追いつきません(お金が)。
というわけで薪ストーブ導入となったわけですが、薪をくべ続けなければいけませんし、それなりの勢いがないとすぐ冷えてしまいます。
ところがこの火鉢と炭のコンビ、じんわりとした暖かさがいつまでも持続します。しかも少しの炭で。
陶製の火鉢はそれ自体が蓄熱しているので結構熱くなっています。ペラペラのステンレス製のストーブではこうは行きません。
いやあ、天国がまたひとつ、増えました。
というわけで(笑)おでんを煮ながら、火鉢では熱燗をつけることに。
年越し用にと奮発した新潟「純米朝日山」は、冷やでも美味しいですが温燗にするとこれまたトロッとした味わいが、いい。
いやあ、たまらんわ。
今日のお供は、白さつま徳利とぐい呑(共に参考価格1万円)。
それにしても今年の暖冬は、もうメジロを里まで連れてきました。
ヨーロッパでは歴史的な寒波が襲ってたり、エジプトでは雪が降ったりしているそうですが、これは温暖化の影響で大西洋暖流の流れが変わったから、だそうです。
一方で、地球温暖化で北極の氷が減少していると言われているが、逆に南極の氷は増えており、温暖化はウソだ、という説もあるそうです。
どちらが本当なのか、私には正直分かりません。
しかし、言えることは化石燃料は使ってしまえばお終いだし(それを奪い合って殺し合いをすることになんの意味があるのか)、かといって原発を使い続けることは環境的にも経済的にもナンセンス(はっきり言って愚か)だ、ということです。
火鉢の温かみが、身に沁みてきます(^_-)