柚子を楽しむ講座

今日はわくわくファームへ、「柚子を楽しむ講座」を受けに入ってきました。

講師は、尾立地区にお住まいの玉田千津子さん。
29年前に宮崎市内から移られたそうです。

参加者は20名ほど。
柚子は

みかん科の常緑植物で、柑橘類のひとつ。
ミカン類の中では最も寒さに強く、東北地方でも栽培が可能です。実生(接ぎ木をしない状態)だと、実を付けるのに15年もかかりますが、そのかわり寿命が長く病気にも強い木です。

だそうです。
皮から種まで、捨てることなく利用出来るそうです。
日本人のためにあるような植物ですね!

今回実習するのは、「ゆべし」「ゆず茶」「ゆず胡椒」の定番3品。

「ゆべし」

柚子の中に味噌や餅を詰めた保存食。
硬くなったものを下ろして冷や奴、素麺、サラダ、お刺身等に振りかけても。

材料
柚子 5個
味噌 1キロ
もち米粉 2.5キロ
砂糖 500グラム
唐辛子 少々
竹の皮
ごま 白黒各50グラム

?柚子はおろし金ですりおろす。
?味噌、もち米粉、砂糖、ごま、唐辛子を加えよく混ぜ、だんごのようにして竹の皮に包み、20分くらい蒸す。
?竹串で刺して、何もついて来なければ出来上がり。

要するに、混ぜるだけ(笑)
簡単で美味しい、田舎の味ですね。混ぜるのは、結構力が要りましたが。

「ゆず茶」

柚子にはビタミンCやクエン酸が非常に豊富。
砂糖漬けにしてお茶として楽しみましょう。

材料
柚子の皮 1キロ
砂糖 200グラム
みりん 50cc

?柚子を縦割りにし、中のものを出す。(柚子の酢を絞る)
?柚子の皮を縦割りのままか、細切りにして水に放ち、アクを抜く。
?たっぷりの水で2度ほど茹でこぼす(皮が柔らかくなるまで。このことで砂糖が皮によく染みるようになる)。
?ひたひたの水に半分の砂糖を溶かし、柚子を炊く。焦げ付かないように注意!
?水分が無くなったら残りの砂糖を入れ、みりんを入れてとろ火で煮る。

要するに、金柑の甘露煮と同様ですね。
アクをとってるので、苦みはほとんどありません。
僕には甘過ぎましたが、適度に薄めて飲むとおいし〜(^o^)
のどの調子が悪いときには、効きそうです!

「ゆず胡椒」

何にでも合う柚子胡椒!
簡単に作れます。

材料
柚子の皮 100グラム
唐辛子 100グラム
塩 100グラム

?唐辛子を細かく刻み、すり鉢でする。
??の中に柚子の皮(表皮のみ)のおろしたものと塩を入れて混ぜ合わせ、ビンに詰める。

今回は青唐辛子だったので、青ゆず胡椒。
ゆず胡椒といえば、弟子時代にお世話になった隆太窯では、唐津の名店「つく田」から分けていただく静岡産本わさびがない時は、刺身は自家製ゆず胡椒で頂いていました。
青魚、サバやアジには合うんですよね〜
宮崎に限らず、ポピュラーな調味料ですね。僕も大好きです。
ラーメンにも合いますよ(^_-)

くり抜いた実の部分は、柚子風呂(明日は冬至ですね!)、種は焼酎や蜂蜜につけ込むと、いい化粧水になるそうです。

余った果汁を頂いて帰りました。
早速晩に、焼酎に入れていただいたのは言うまでもありません。
うめ〜


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