これぞ名人芸

先日10日の日曜日、私が部長を務める綾町商工会青年部の主催「第2回綾てるは寄席 桂歌春独演会」が、盛況のうちに幕を閉じました。

桂歌春独演会
(会場を爆笑の渦に巻き込んだ桂歌春独演会)

生の落語に大爆笑
   綾で桂歌春さん独演会

 第二回綾てるは寄席「桂歌春独演会」は10日、綾町高年者研修センターであり、日向市出身の歌春さんの落語に会場は爆笑に包まれた。地方では触れる機会が少ない本物の芸を楽しんでもらおうと、町商工会青年部が昨年から開いており、町内外の百六十人が話芸を堪能した。
 演目は江戸の長屋を舞台にした「たらちね」「天災」の二席。歌春さんは「たらちね」では、長屋暮らしの若い職人が大家の紹介で花嫁をめとることになり、甘い新婚生活を想像して大はしゃぎする様子をこっけいに演じていた。
 みやざき落語会の横山龍児さん(林家九蔵)やMRTアナウンサー粉川真一さん(立川らく生)らも前座で軽妙な語りを披露し、会場の笑いを誘っていた。
 同青年部の興椙智一部長は「出口で見送った歌春さんも『皆さんいい顔をして帰られた』と話していた。たくさんの人に満足してもらえて大成功」と話している。

(2007.6.12 宮崎日々新聞)


当日の演目は、

「町内の若い衆」林家九蔵(みやざき落語会)
「買い物ブギ」三好亭道楽(延岡一八会)
「たらちね」桂歌春
「目薬」立川らく生(粉川真一)
「天災」桂歌春

でした。

前座のお三方はアマチュアではありますが、日頃から方々でお呼ばれされて高座をされている方ばかりで、道楽さんの「買い物ブギ」は志の輔さん作の新作でした。
九蔵さんの独特の風貌から繰り出されるネタに笑い、道楽さんの現代ネタに笑い、らく生さんの普段テレビでニュースを読まれている姿からは想像出来ない(?)ダイナミックなアクションに笑いました。

そして真打登場です。
宮崎は日向市出身、桂歌春さん。
私も、プロの方の噺を拝見するの初めての体験で、主催者でありながら、非常に興味津々でありました。
いやあ、面白い!何てったって、あの間がすごい!
オチが分かっちゃいるのに、笑ってしまいます(^^ゞ

会場のお客さんも大爆笑〜
お帰りの際に歌春さんと出口でお見送りをさせていただいたのですが、皆さん上気した笑顔で、ああ、やって良かったなあと思えた瞬間でした(前日まで赤字を心配してたというのに(笑)

片付けを終えて、副部長とともに、歌春さんが宿泊されている西都市高屋温泉に伺いました。
林家九蔵さんらと懇親会に呼んでいただきました。
おいしい料理に舌鼓を打ちながら、歌春さんもことのほか上機嫌のご様子でおしゃべりに花が咲き、気付くと12時を回っていました。

11日は青年部の打ち上げ。
部員たちの労をねぎらい、皆も成功を喜んでいました。
いやあ、旨い焼酎が飲めました(^_-)
(私は1次会で帰り、そのまま窯焚き突入・・・)

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