昨日8日は、町の生涯学習講座、河野耕三先生の照葉樹林講座がありました。
今回はフィールドワーク。
といっても、綾の町のど真ん中、朝9時半に役場駐車場に集合してそこから半径500mを散策しました。
とにかく暑くて(^^ゞ
しかし、先生はお元気にどんどん歩かれて説明をしていただきました。
とにかく、道ばたの雑草ひとつひとつの名前を言われ、これは食べると美味しい、これは外来の植物、これは綾特有のものなどなど、その引き出しの豊富さに圧倒されました。
ガードレールの下に咲いていた、可憐な花。
名前も教えていただきφ(・_・)メモメモもしましたが、何せ数が多くて・・・(笑)
5mごとに立ち止まって、講義を受けました。
ありとあらゆるところに研究対象が!
もちろん、このような用水路に生育している植物も対象です。
綾城に登る道と、綾神社に登る道の間の谷。
綾に来て10年目ですが、初めて入りました(^^ゞ
紫陽花の花の説明。
普段、道ばたに植えられているボールの様に花をつける紫陽花は、実は日本からヨーロッパに持ち込まれて品種改良されたものが、再び日本に逆輸入されたもの、って知ってました?
僕は知りませんでした(^^ゞ
ガクアジサイという控えめ花のものが日本原産だそうです。
しかも、花のように見える部分は実は“ガク”で、先生が開いているガクの中に、小さなおしべとめしべを持つ花があるのです。
へぇー×35
さていよいよ森の中に入っていきます!
木陰に入ると、いままでの暑さが嘘のようです!小川の風と相まって、涼しい〜
念を押しますが、ここは綾の町のど真ん中です(^_-)
植物の名前は何でも知っていらっしゃる先生も、キノコはさっぱり、だそうです。
イチイガシは、古来より日本人と密接な関係を作って来たそうです。
実を食べ、丈夫な材として利用して来ました。
肥沃な場所で生育しやすいため、大きさの割には小さな葉っぱでそんなに生い茂ってはいませんでした。
しかし、条件によっては大きめの葉をつけるときもあるとのこと。
また岩場でよく見られるアラガシは、逆に大きめの葉っぱをつける、ということでした。
来月は綾川荘周りの山を散策するそうです。
今回よりももっと森に近いところですから、面白そうです。
しかし、綾の町の中にこんな場所があるとは、僕もまだまだ知らないことが多いなあ(^_-)