昨日、先日行われた照葉樹林シンポジウムの反省会がありました。
会場まで来ていただいた皆さん、ありがとうございました。
僕は受付の担当だったのですが、未公認で500名近くの方に来ていただきました。
また、アンケートも100名弱の方にご回答いただきました。
森への散策は、20〜30名くらいかな、という予想は大変甘く、なんと130名超の方々にご参加いただきました。
中には、このために鹿児島から来たんだ、とおっしゃられる方も。
スタッフ一同、感激しております。
郷田美紀子さんのお宅に一品持ち寄りで集まり、とりあえず乾杯(^_-)
当日の労をねぎらいました。
録音したMDから、オープニングから日本熊森協会会長の森山まりこさんによる基調講演までをCDに起してみんなに配りました。
僕は受付の担当だったので、しっかり聞くのは初めてでした。
日本熊森協会の活動はホームページに詳しいですが、ずっと長い間活動をご自身でされて来られた方の言葉は、重いものでした。
日本の熊が絶滅する、ということは日本人が滅亡すること。
そのことをイメージ出来る大人がいかに少ないか。
熊だけでなく、イノシシさえも絶滅が心配されている。
短い時間で、解りやすくお話しいただきました。
また当日のアンケートもまとまられて、報告がありました。
アンケート項目に、「シンポジウムの開催を何で知ったか」というものがありました。
一番の多かったのは、「口コミ」「チラシ」でした。
意外に少なかったのは「テレビ」「ラジオ」。
決してメディアの露出が少なかった訳ではありません。むしろ、生番組にも出演して積極的にPRしていました。
しかし、そんなに大々的に告知したとはいえないインターネットと変わらない。
このことは、僕が考えるにこれまで興味はあっても参加まではしなかった人達が今回は集まった(500名。森への散策は130名超。これまでを考えると信じられない人数です)ということを現し、しかし「関心がある人」自体はまだまだ世間の中には少ない、ということではないでしょうか。
次回は、この「関心の無い人達」がどれだけ関心を持つようになったか、ということが注目されることでしょう。
貴重な講演をしていただいたゲストの皆様、遠くから足を運んでいただいた聴衆の皆様、各種展示をしていただいた各団体の皆様、そしてスタッフの皆様、ありがとうございました。