アーカイブ: 青亜椰

やそいちのこだわり!
自宅裏山の赤土を、釉薬の原料として使用。全くオリジナルの青緑色。
赤土に含まれる微量な鉄分が発色源。
ちなみに、「亜椰」は古代の綾の地名表記です。

「白さつま」のシリーズとはまた違ったシンプルな器です。
中国や李朝(韓国)の青磁とは違った、新緑を思わせる清々しい色合い。

貫入釉とは、釉薬と胎土の収縮率の違いから、表面に細かい“割れ”を意図的に生じさせたものです。 伝統的な薩摩焼や、萩焼で多く見られる特徴です。 貫入釉は使っていくに従い変化していく、いわば使い手が育てる器です。

実は黄亜椰と同じ釉薬を、「白さつま」の土に掛けたもの。
「白さつま」「黄亜椰」は酸化焼成ですが、「青亜椰」は還元焼成。鉄の状態の違いが色の違いとなって現れます。

こちらも、綾の土に元々含まれている鉄分のみを発色剤に用いています。

青亜椰浅鉢

投稿者: 八十一(やそいち)

[cft format=1] 地元の赤土を釉薬の原料に用いています。胎土は「白さつま」です。新緑を思わせる淡い青色が特徴です。 この大きさはいろいろと使い回しの出来るもの。深さは浅め、しかし汁物でも大丈夫なデザインです。…

青亜椰四方小鉢

投稿者: 八十一(やそいち)

[cft format=1] 黄亜椰と同様、オリジナルの釉薬となります。 新緑を思わせる淡い青色は、中国や李朝の青磁とはまた違った趣きで、大らかさの中に繊細さを感じさせるものです。 ちょっと上品に、黒豆などを盛ってみる。…

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