谷川賢作 with makoring in Contrasto Galleria

先日も「さかいさん」によるレポをお届けいたしましたが、去る10月26日に東京茗荷谷コントラストガレリアにおいて、私の個展に先立って谷川賢作さんmakoringによるシークレットライブを開催していただきました。

(会場の様子)


一足先に、makoringこと高瀬麻里子さんが到着。私も簡単に挨拶を交わさしていただきました。
この日、賢作さんは福島県で俊太郎さんと小学校でのコンサート。5時間の移動を経て、会場入り。
17時過ぎよりリハ開始。
徐々にテンションが高まって行きます。
その後、軽く食事をとってお客様をお待ちしました。

あいにく台風が接近しており、足下が悪かったのですが、久しぶりにお会いする方、ネット上でのお付き合いだけで今日が初対面の方等々いろんなお客様に集まっていただきました。

19時ちょっと前にコンサートはスタート。
まずは、賢作さんのピアニカによるフリーインプロヴァイズされた「Opening」。
私に捧げます、とおっしゃってくださった演奏は、ジャズブルースの小気味よい演奏で、ブロウされた音色と相まって、いやがおうにも気持ちが高ぶります。

1曲目は「土曜日の朝」。
このお二人に大坪寛彦(b)さんを加えたDiVaでの曲。実は、私はDiVaの曲は数曲しか知らなかったので、この曲もリクエストさせていただきました。
俊太郎さんの詩に賢作さんが曲を付けたもので、けだるい朝の情景が目に浮かびます。
makoringのボーカルが、表情豊かに日常から逃避したいほんのわずかな時間の、心の襞を歌い上げて行きます。素晴らしい!

ライブは前後半分けての2部構成で行われました。
なかでも「湖上(中原中也:詩、谷川賢作:曲)」は、本来DiVaの曲ではないのですが特別に私のリクエストに応えていただきました。
この曲も名曲だと思います。

「ばか」は、実は未発表のDiVaの新曲!です。詩はmakoring。これは歌詞が抜群にいい!
「ばかばかばか〜」とmakoringに歌われたら誰でも許しちゃいます(笑)

「かえる」もまたシュールな弱肉強食の世界を歌い上げる佳曲。「ケケコケケコ」というフレーズが頭から離れない、とコントラストガレリアの割田さんが言われていました(^_-)

他にも「せみ」「さようなら」と、初体験の名曲を存分に堪能させていただきました。
(こんなに素晴らしい音楽が気軽に聴けないのです。そう、CDは全て廃盤扱い。世の中おかしい!)
(地方でのコンサートが多い賢作さん。東京の方は損をしてますよ(^_-)

本当に、素晴らしい感動的な時間と空間でした。
改めて、賢作さんとmakoringにお礼を申し上げます。

お客様も、存外に(初たにけんワールドの方がほとんど)満足されたようで、アンコールが終わってもなかなか帰ろうとされませんでした(笑)

ある程度時間が経った今も、あの興奮はまざまざと甦ってきます。

その後、コントラストガレリアの柏渕さんの隠れ家的な茗荷谷のお店(旨いスコッチが置いてあるバー)の離れで、イタリアンを提供していただいたスタッフの皆さんと打ち上げに。

なんと3時までカラオケで!

皆さん、お疲れさまでした!
(お疲れのところ遅くまでお付き合いいただいた賢作さん。次の日は地元で10時からライブだったということで・・・)

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