久住 平治岳+天草 太郎丸次郎丸岳山行記

6月8日から9日にかけて、久住連山にある平治岳(ひじだけ)に行ってきました。

週の頭に綾の山仲間Hさんからお誘いをいただき、月曜の夕方までには帰れる、ということだったので、ご一緒させていただきました。

今回は「男池〜平治岳〜法華院温泉〜未定」というコースとのこと。

久住は過去にも2度ほど来ているのですが、平治岳は初めて、しかもミヤマキリシマの群生で有名とあって、わくわくして当日を迎えました。

登山口である男池までは綾から結構な距離。朝4時の出立でした。

この春開通したての東九州道を、西都から北川インターまで。R326北上し三重町でR502へ左折。朝地町でR442に右折後、県道209から県道30号線へ(これよりもR422をもうちょっと先に行ったところで左折した方がよかったかも)

「ドイツ村入り口」から北西へ道を辿る。県道621を左折。

男池登山口の手前、白水鉱泉に立ち寄りました。

天然の炭酸水にびっくり!うまい!

ここまで3時間の道程。思っていたより早かったです。

しかし、登山口の駐車場は既に満杯!

久しぶりだな・・・・こんなに人の多い山は・・・

しかし、最近の登山ブームなのか、おしゃれな若い女性が多いこと!きゃー!

・・・気を取り直して、出発です。

今回のメンバーはHさんご夫婦、綾の元気印Nさん、商工会女性部部長Sさん、Nさんの従姉妹大ベテランのOさん、という6名。Oさん以外は以前もご一緒させていただいたことがあります

登山口には、環境保全のための料金所あり。100円。長者原に車を置きに行かれたHさんを除く5名(僕以外はお姉様方)での出発です。

出発してすぐは、気持ちよい木立の中をゆったりと行きます。梅雨の中日、予報ではほぼ晴れ。少し木漏れ日が。

しばらく行くと「かくし水」に。ここで最初の小休止。ここの水も美味い。

と、Hさんが追いつく。30分のロスなのに、早い!

森の中を上り詰めると、ソババッケへ。

ソババッケから大戸越(うどんごし)までは、だらだらとぬかるんだ道で、なかなか足が取られたりと、お姉様方も苦戦していました。

森を抜けると、そこはお花畑だった・・・!

大戸越から平治岳を見上げると、噂に違わず見事なミヤマキリシマの群生でした。

荷物をデポして、平治岳山頂を目指します。(Hさんは登ったことあるから、と一人で酒盛り)

ロープのある岩場を乗り越え、頂へ登るとさらに花の絨毯が!すっごい!

晴れではなかったものの、大して雨も降らず「梅雨の割にラッキーだね」と話していたのですが、コルを流れる風がガスを吹き飛ばしてくれました。つかの間、これから目指す坊がヅルも見えました。

一通り写真を撮った後、下り道(この時期、渋滞するため昇りと下りと道が違います)を大戸越へ。

ちょっと遅めの昼食をとっていると、ぱらぱらと雨が。

あわてて雨具を着用し、坊ガヅルへの下りへと進みました。

雨は大したことなかったのですが、道が川へと変わり、泥まみれ必死に。

若い頃からアルプスに何度も行っているというOさんは、雨具は上だけ、片手に傘でひょいひょいと下って行きます。

下りきったところが、キャンプ場でもある坊ガヅル。広い湿原です。

黄色のサワオグルマがたくさん咲いていました。

坊ガヅルを横切った先に、今宵の宿、法華院温泉山荘があります。

いやー、1泊2食温泉付き。こんな贅沢な山行は初めてです!(笑)一人だったら、迷うことなくテント泊ですな(^^ゞ

しかし、受付1時間待ち、って・・・・!予約は何のために・・・

Hさんが受付をしてくださっている間に、泥だらけの雨具、靴をとりあえず水洗い。

気温は半袖では少し肌寒いくらい。思ったより暖かかったです。

夕食は大食堂で18時から。なんと、1時間交代で第2弾まであるそうです。一体、何人泊まってるんだろ?夕食まで少し時間があったので、ここの目玉、温泉に。ちょっとぬるめ。

食事のボリュームはかなりたっぷり。さすが山小屋。ビールの生ジョッキも頼めます。乾杯。

食事後は2次会,ということで山まで担ぎ上げたアルコール類とおつまみで、先輩方と談笑。

綾の、いろいろでぃ〜ぷなお話を伺いました。明日は6時半の朝食、ということで20時過ぎに就寝。

ぐっすり眠れるはずが、山は早起きさんが多いんですよ実は。3時くらいから廊下で足音が。

眠ったようなそうでないような・・・この日はずっと眠かった。

朝食後、僕はあまり今日のルートを把握しないまま一路、諏蛾守越(すがもりごし)を目指して法華院温泉を後にしました。

北千里浜までの急登は、晴れ上がった空に見事な岩壁を見せる三俣山を横に見ながら気持ちいいものでした。

峠を越えると、これまでの風景と一変し、ガレキだけの、草一本もない窪地となります。

もくもくと噴煙を上げる硫黄山を左に見ながら諏蛾守越の避難小屋へ。

ここで初めて今日の予定を聞きました(笑)(というか、僕がぼーっとしていて聞いていなかっただけだと思います)

ここから長者原(車を置いてある)に降り、天草にある「太郎丸岳次郎丸岳」に行く、ということでした。

休憩もそこそこに、長者原までの長い下りが始まります。何がきつかった、って登山口までの数キロの舗装路の下り。登山靴には不向きです。

長者原で再び車上の人となり、いざ天草へ。やまなみハイウェイのドライブはいつ来ても最高だなあ。

途中、JR三角線三角駅で法華院温泉山荘の弁等で昼食。既に13時を回っていました。

三角駅、初めて来ましたよ。休暇を利用して祖父母のところへ来た、という福岡の女性との楽しい会話のおまけ付き。

天草五橋を渡った先に太郎丸岳次郎丸岳があります。標高こそないものの、大崩山を思わせる岩山で、山頂から眺める有明海のパノラマが素晴らしかったです。おすすめ!

下山し帰路についたのは、17時。スパ・タラソ天草で汗を流し、綾に着いたのは22時過ぎでした。皆様、お疲れ様でした(^_-)

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