チビート・トラバース2019 in 石鎚山 7、8日目(今治〜松山〜ふたみ潮風ふれあいキャンプ場)

8月6日。朝から風が強い。雨が時々吹きつける。こんな日は読書に限る。
道中、こんな日もあろうかと、文庫を一冊持ってきていた。内田樹さんの「街場のアメリカ論」だ。
なるほどなるほど。いつもの「内田節」満載であり、およそ「その道の専門家(内田さんの専門はフランス文学)」では持ち得ないであろう視点で、アメリカを切り裂く。

しかし、公園に隣接してあるサッカーコート(場、というよりコートと呼ぶ方がふさわしいような、とてもきれいな金網に覆われた施設)では、この雨風にかかわらず、午前中から少年サッカーチームが練習していた。
元サッカー少年としては、感心するところではあるが、昔はこんな立派な練習場なんてなかったよなー、泥まみれだったもんなー、と感慨しきり。

ところで、前日に買い出しをしておいた朝食用の棒ラーメン。
地元西条で作られているらしい、「万長ラーメン」。
パッケージを見るかぎりでは、ええ?マルタイラーメンのバッタもんじゃねえの?とツッコミを入れたくなるところだが、いざ食べてみると、あら美味しい。
麺はマルタイラーメン同様いわゆる「長浜風」硬麺の類であるが、スープは豚骨ベースと思われるが、醤油風味に仕上げてあり、食べやすい。個人的にはこっちの方が好きかも。

風があることと、思いの外気温が上がらなかったおかげで、テントの中が蒸しることもなく、快適に日中を過ごせた。

樹間にテントを張る。おかげで雨風をしのぐことができた。

8月7日。
予定ではしまなみ海道で1日を過ごすつもりだったが、日程の伸びたことと、今後の天候も先が読めないこと、日曜日に大事な会合があることを鑑み、しまなみ海道は次回(あるのか?)のお楽しみ、ということで「ふたみ潮風ふれあいキャンプ場」を目指すことにする。

瀬戸内の朝焼け。
昨日とは打って変わって、清々しい朝。

6時半出立。
昨日の夕方、自分と他にお二人、テント客が居た。そのうちにお一人は、地元の方。これからしまなみ方面へ行くという。
単に今治を通り過ぎるのでは面白くないので、石鎚で出会った若いご夫婦のお薦め、今治城へと行って見ることにする。聞くところによると、お堀に海水を引き込んである、のだとか。ほほう。

30分ほどで到着。お城自体はこじんまりとしたものだが、立派な構えである。再建されたものらしい。
お堀を覗いてみると、やや!あれはタイ??こちらはフグ???噂に違わぬ「海賊の城」だった。

思った以上に立派な構えの今治城。
お堀には海水魚が悠々と泳いでいた。

ところで、ご夫婦からの今治のお薦めその二、「焼豚玉子飯」は早朝のためありつくことができなかった。残念。

R196に乗って松山を目指す。
しかし、この海沿いの国道は、この先あまり走りやすくはなかった。フラットではあるが、交通量が多く道幅も広くはない。

ところで、途中菊間町というところで、「窯業協同組合」の看板を見かけた。
ん?窯業?愛媛と言えば、砥部焼が有名だが、器の産地で菊間とは、聞いたことがない・・・

しばらく行くと、瓦屋さんが道沿いに並んでいた。

中にはギャラリーも構えていらっしゃる立派なお店も。

菊間は750年続く瓦の産地、らしい。知らなかった。

途中、北条ではR196から旧道である県道179号線(今治街道)を行く。道は狭いものの、車は少なく、生活道路の雰囲気を楽しめる。

堀江では、「ほりえ海の駅うみてらす」で休憩。10時。

快晴!
それにしても腕が大変なことになってしまった。これはまだ序の口。この後、もっとひどい有様となる。

今回の大失敗の一つ、日焼け防止策。うかつだった。ここまで日差しでひどい目にあったことはこれまで経験がない。

いよいよ松山市街地へと入っていく。
松山城公園に11時前に着く。今治城とは流石に規模が違う。天守閣が遠くて、見えない(笑)
暑い日差しを避けて、水を頭からかぶる。

MHKの合唱コンクールに参加するのだろう、生徒たちが大勢居た。

途中から国道から離れて、伊予鉄道郡中(ぐんちゅう)線沿いを走る県道326号線を行く。
道が狭く、決して走りやすいとは言えないが、街中の伊予鉄道と並行して走るのは一興。
JR予讃線と合流する、伊予市まで進む。ここからはR373に乗る。

14時過ぎには、道の駅ふたみまで来た。キャンプ場はここから山際を登ったところだ。
が、この登りは一体どうしたことだろう。ここの設計者に問いたい。眺めが素晴らしい、と聞いてきたのだが、何かの罰ゲームだろうか、というような激坂が待っていた。なんじゃこれは。ここまで遠いところを来たのだから、このくらい何でもなかろう、という愛のムチなのか。

地酒「雪雀」をいただく。うみゃあでよ。
なるほど、眺めが素晴らしい。ふたみ潮風ふれあいキャンプ場であった。
「マムシ注意」の看板がそこらじゅうにあるが、気にしない。

道すがら買い求めた冷えた「雪雀」をいただく。なかなかに美味しかったでござるよ。
洗濯も済ませ、のんびりと過ごす。

18時前に、管理人さんが来られた。途中案内板がなかったものだから、てっきり無料のキャンプ場なのかと思っていた。だって、トイレが遠すぎるわ。有料ならば、もうちょっと利用者に配慮した設計にしなきゃ(もちろん坂を含めて)。

というわけで、管理人室にお邪魔して、きちんとお支払いを済ます。750円也。
おかげで、「夕日の里」にふさわしい、瀬戸内海に沈む夕日を見ることができた。


本日の走行距離 82.8km

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