不思議な1週間

宮崎は、日中に忘れかけていた涼しい風が吹いています。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

13日の夕方、東京より帰宅しました。

今回の上京は、もちろんグルメ&ダイニングスタイルショーに出展のためですが、東京の“今”を見たい、ということもありました。
そして、念願の根津美術館を訪れること。
また、旧友のA氏に久しぶりに会えることも楽しみでした。
(今回、このA氏の奥様の事務所のマンションに寝泊まりさせていただきました)

6日SNA054便は定刻通り9:00に宮崎空港を発ちました。
いやー、飛行機も1年半ぶりで、緊張するなー(^^ゞ
羽田に着くと、強ーい日差しが。
今日の搬入、汗まみれになる予感が。

搬入も無事に終わり、西台駅でA氏と待ち合わせ。久しぶりの再会を喜ぶ。
マンションの簡単な説明を受け、駅前の「王将」で夕食。
宮崎には王将は無いので(多分)、実に学生時代以来20年ぶりの王将餃子でした。

こんなもんだっけ?(笑)

7日は10時からの会場だったのですが、余裕を見て8時半に出たのに、10分の遅刻。
遠い・・・
都会の皆さん、毎日こんな通勤をされているのですね・・・
電車も、超満員とまでは行かないまでも、結構ぎゅうぎゅうだったし・・・

今回の展示会を通じて、以前のギフトショーと比べると特設のコーナーで単独の出展のためか、団体での展示よりは注目していただけたようです。
とはいえ、「お酒」のコーナーということもあり酒器中心の展示だったので、他の食器類も見ていただきたかった、というの正直なところ。

来場者の数は、やはり心無しか以前ほどは無い気がしました。
(後日、ビジネスガイド社からの報告では春よりも減少していました)
また、個人のお店の方も少なかった気がします。

そんな中で、一般の商談のお話も何件かいただきましたが、個人的に「これいい!欲しいねえ。どこ?宮崎?知らなかったよ!」という方が予想以上にたくさんいらっしゃいました。
同時に簡単なアンケートにもご協力いただきましたが、概ねいい評価をいただきました。

後はこれらが、実際の動きになってくれれば、ね(^_-)

9日は江戸川にいる叔母宅にお邪魔しました。
毎日片道1時間半の通勤をした後、閉店間際のダイエーの総菜売り場で物色し、誰もいないマンションで食事をするのは、正直寂しいものがありましたよ、ええ。
この日は、久しぶりに家庭の味をいただき、人心地つくことが出来ました。
感謝。
前日から日本橋高島屋で始まっていた宮崎の物産展に叔父と出かけたらしく、そこで買い求めたものを出してくれました。

10日は叔母にも手伝ってもらって、搬出。
夜は、月島のもんじゃ焼き屋さんに連れて行ってもらいました。
月島には、もんじゃストリートなるところもあるらしい。
初もんじゃ焼き!
・・・・正直なところ、ビジュアル的にショックを受けました。
初めは、ネギ焼きみたいなもの?と思っていたところ、え?というような代物が。
連れて行ってもらったお店は「麦屋月島本店」さん。
結構多くの有名人の方も来ているらしく、僕の頭の上には宮崎が誇る(?)米良美一さんの写真付き色紙も。
見かけに反して、味はおいしかったですよ。これは、みんなでわいわい鉄板の上をつつき合うのが美味しさの秘訣ですね。
いとこから、「宮崎でもんじゃ焼き屋さん作ったら流行るかな?」と聞かれたので、「無理」と即答しましたが(^^ゞ
締めにいとこが頼んだのが、「ネギ納豆お好み焼き」。
これが予想外に、まいうー( `ー´)ノ
関西ではあり得ない組み合わせでしょう。今度やってみよう。

10日は今回お世話になったマンションの引っ越しのお手伝い。
そうです。泊めてもらう代わりに、力仕事を手伝え、と。
書類用の金属棚が結構重かったですが、なんとか終え、遅めの昼食を「スイート・バジル」で。
こ・れ・が!
うまい!久々に当たりのイタリアンに出会いました!しかも、安い!
パスタの肝は、湯で加減とオリーブオイルと勝手に決めているのですが、この値段でいいオイル使ってまんなー
マジで銘柄を知りたいです。
自家製パンも美味い!
ああ、また行きたいよ〜

この日の夜は、「ラジオデイズ3周年記念イベント 内田樹vs中沢新一 迷走する資本主義〜ポスト民主主義、ポスト市場経済」に出かけました。
これがまた、刺激的な体験でしたよ(^_-)

11日は、今回のメインイベント(?)根津美術館訪問。
この日は結構暑かったです、ハイ。
以前お世話になったアイ・スタイラーズさんが近くにあったので、何度か行っていたのですが、ずーっと改修工事中だったので気になっていました。
ようやく。

まず、エントランスからの演出に驚かされます。
設計は、隈研吾さん。
今回は「コレクションを未来へ 根津嘉一郎蒐集作品と寄贈作品」という展示でした。
期待に違わず、見応えのあるコレクション。
中でも、今回の目玉であろう、円山応挙「藤花図屏風」(重要文化財)と、茶器として展示されていた李朝の三島片口が心引かれました。

「藤花図屏風」は、大きな金屏風に大胆に枝振りを一気呵成に描き、花を丹念に描いています。
空間が広く、つまり屏風が大きな割に絵の占める割合は小さいのですが、屏風外への展開により構図がスカスカに感じることはありません。

三島片口というと、明らかに焼き損じ、窯の中でぐしゃっと潰れてしまったものですが、これが奇跡的な形となって唯一無二の存在になっています。
もちろん、元の造形がしっかりしていなければ、こうはなりません。

他にも光悦や良寛の書、古代中国の、まるで縄文土器あるいはマヤ土器のごとき青銅器の数々、国宝「無量義経・観普賢経」などなど、幅広いコレクションに圧倒されました。

その後、五反田へ移動し、mixiでお知り合いになったANSWER WINDさんと初対面。
奇しくも同い年で、中里隆先生の兄弟子である、群馬在住の樺沢健治さんとも親交があるということでした。
お会いしていろいろと語らせていただきました。
しかも、この日は五反田氷川神社の例大祭の日だ、ということ。
お江戸の、下町の祭りを初体験。
勇壮な御神輿が迫力ありました。

夜は近所の焼き鳥屋さんへ、ANSWER WINDさんと息子さんと。
楽しく食事が出来ました。

13日、お昼頃羽田空港第2ターミナルビルへ。
ここでは行きつけの「ドン・サバティーニ」へ。
ちょっと奮発して、プリモグランデセットを。
デリ(小鉢)2種が美味しかったです。
パスタも相変わらず美味しいのですが、初めの頃より感動は無くなったかな?
次は新しい店も試してみよう。

ところで、月曜日のお昼の羽田空港といえば、レストランはどこも満員で並ばなければ入れない、というのが常識でしたが、すんなり入れました。
満席でもなく。
出発ロビーも、いつもはベンチになかなか座れないのですが、搭乗者が少ないのが明らかでした。
日曜日の表参道みゆき通りの、閑散とした風景は(暑さもあったかもしれませんが)数年前とは大違いでした。

夕方無事に帰宅し、馴染みの湯船につかってようやくホッとできました。
今回の旅は、いろいろと不思議な繋がりや出会いのあった、なんだか面白いものとなったようです(^_-)

 


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