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九州山地最深部ツーリング2日目_西米良村双子キャンプ場〜飯干峠〜上椎葉〜ぼんさん越〜五家荘渓流キャンプ場

7月26日5時半出立。谷は濃い霧に覆われていた。

西米良村双子キャンプ場の朝。
前日の夕立によりダムが放流し、川は濁っていた。
キャンプ場横の吊り橋を渡って対岸の国道へ。

R219からR265へ、一路椎葉を目指す。
川沿いの道を順調にいく。椎葉村に入ったあたりから、ぐんと傾斜がきつくなってくる。

途中、生まれて初めてヤマセミのつがいを見た。
カワセミは珍しくはないものの、ヤマセミを見れたことは幸先が良い。

深い谷は霧に包まれていた。
ところどころ、垂直に立った地層が覗いていた。九州山地を作り出した強大な大地の力を物語っていた。
いよいよ椎葉に入る。

7時、椎葉村に入る。
大河内集落に7時45分到着。20kmちょっとに2時間強。
しかし、本格的な登りはこれからだ。

大河内別れ。

2年前は右側のR388を下ってきた。
集落を抜けると、いきなりの斜度12%の急登。
100kg超を持ち上げるのは容易ではない。

矢立高原を抜けて水上村へ行くR388と別れる。R265は右手へ。

8時過ぎ、水上村へ行くR388と別れ、いよいよこの日の一つ目の峠、飯干峠へと取り掛かる。
ちなみに、諸塚村七つ山にも同じ名前の峠がある。

コントラストのある風景が旅情を誘う。
峠近く。日も照ってきた。

斜度は平均5〜6%ほど。楽とは言わないまでも、行ける。

峠はもうすぐだ!

峠に9時15分着。標高1050m。

カラーで飯干峠。
白黒と。飯干峠。

まあまあのペース。
今日は二つの大峠越えをし、かつ距離が100km弱あるので、あまりゆっくりもしてはいられない。

峠からの眺めが良い、そうだが、あいにく霞んで下界(?と言っても椎葉だけど)はよく見えなかった。
下って行くと、椎葉中、上椎葉ダムへと出る。

途中、木洩れ日にあたる苔。
上椎葉ダム。

10時半、椎葉の街に着く。
ここで椎葉山の語り部を訪ねる。椎葉に来たらば、ここの蕎麦を必ず頂く。

椎葉山の語り部。

中瀬さんのお母さんと奥さんにご挨拶する。
餞別に、おにぎりと梅干しをいただく。ありがとうございました。
小一時間ほど買い出しなどを済ませ、いざ今回のメインディッシュ、ぼんさん越へ。

街を抜けてすぐ、ダムへの急登を登ると、ゆるやかなアップダウンを繰り返して行く。

五家荘まで45km。これを登っていかなければならない。
風土野峠と尾前地区への別れ。

風土野峠から降りてきた道と合流。12時半。
3年前は、この道を下って椎葉の街へと向かった。
今回は右手へ進む。

風土野簡易郵便局のところで左へと道を進む。
と、ぐっと傾斜がきつくなる。むむっ。
ここから峠までは、容赦ない登りが待っていた。

この谷間を抜けて山を越えていく。
名も無き滝。

きつい。

上椎葉からようやく20km。峠までまだ13kmある。。

しかしさすが日本3大秘境の一つ、椎葉。山の奥の奥まで、集落がある。

これが最後の田んぼ・・・ではなかった!

あまりに谷が深すぎて、登って来た道は見えない。ひたすら、きつい。
しかし、夕立が来る前にキャンプ場に着きたい。
雨はともかくも、雷は厄介だ。

最後の集落、小林。
焼畑を伝承している地区。
隣の集落は深い谷の向こう側。

峠までの最後の集落、小林。13時40分。
ここまでは、時折車とすれ違うこともあったが、ここから先、五家荘まで車と出会うことはなかった。

雲行きが怪しい。ひんやりした風も吹いてきた。夕立の前触れだ。時折ぱらついてきたので、荷物にはレインカバーをする。

集落を抜けてすぐ、急登が待っていた。

斜度10%近くの登り。

ここまで80km近くを走ってきており、疲れも溜まっている。
足はまだ大丈夫だが、心臓がばくばく状態。
頂いたおにぎり三つ、ペロリと食べる。
新調したばかりのチェーンと、34Tのスプロケが効いている。
初めてのタイヤのコンビは、さすがにスピードは出ないものの、安定感は良い。

御池登山口。椎矢峠から国見岳、烏帽子岳と縦走できるらしい。

15時55分、ようやくぼんさん越到着。やったぜ!
実に標高1484m。立派な登山だ。
「ぼんさん越」と紹介しているが、実際のぼんさん越は、厳密には違う道があったようで、このルートは近年整備されたものらしい。
「県境峠」と言う標識があったり、椎葉の観光地図には「峰越峠」と紹介されている。
なんといっても、九州山地の背骨を越えたことには違いない。

ここから八代市に入る。
秘境ルート開通の碑!
鶴富屋敷から33km!登って来たんかい!
日本山岳遺産!

峠からの眺めは良い、らしいがあいにく(笑)見通しは良くなかった。

下りに備えて、ウィンドブレーカー代わりにレインウェアを羽織る。

峠からちょっと下ったところ。
キャンプ場までもうすぐだぜ、相棒!

五家荘樅木まで順調に下る。
17時、キャンプ場着。
いやあ、疲れた。大満足。

道中夕立には会わなかったものの、夜中に降ってきた。
地元の高校生のキャンプを横目に早々に食事を済ませ、床に就く。
明日までに疲労を取らないと。

走行距離 97.4km

九州山地最深部ツーリング1日目_綾〜西都市穂北〜西米良村双子キャンプ場

今年になってネットサーフィンをしていて、あるブログサイトに辿り着いた。

A lock without a key

という。この中に、実にブログ主が自転車で全国を廻ったという228もの峠のルポがある。

一点透視派百峠

もちろんその中でも注目するは、九州の峠。すごい。地元の人間でも行ったことのない峠ばかり。
読んでいるうちに、俄然行きたくなってきた。中でも、「九州最高地峠」ぼんさん越しへ。

手元にある「九州の峠」にも取り上げてあって、気にはなっていた。
本によると、「ぼんさん越し」とはどちらも平家の落人伝説が色濃く残る宮崎県椎葉村風土野部落と熊本県旧泉村(現八代市)樅木部落とを結ぶ峠道のことで、その昔、五家荘と呼ばれる泉村東部の集落から葬式が出ると、山を越えた不土野のお寺までお坊さんを呼びに行っていたことからそう呼ばれるようになったらしい。
うーむ、旅情を誘うエピソードではないか。

ならば、2年前に行くつもりが土砂崩れで未だ行っていない飯干峠を通り、「一点透視派百峠」で紹介されている、二本杉峠もついでにやっつけちまおう、と計画した。

7月25日火曜日8時、自宅を出立。一月前にうちに来た、二九(ふく)としばらくのお別れ。
今回は、山深い峠をいくつも越えるので、路面の悪さ、ダート走行も考慮してフロントをパナレーサークロスブラスター700×31c、リアにパナレーサーグラベルキング700×32cを履く。


うちの新しいアイドル二九(ふく)と申します。
まだ3ヶ月です。うろちょろします。
今回もフル・キャンピング仕様。

まずは西都市穂北へR219を目指す。杉安の井堰には10時前に到着。天候は梅雨は明けたものの、全国的に不安定な状態が続き、特に西米良は夕立と雷で有名なところ。できれば、15時までにはキャンプ場に着いておきたい。

さすがにタイヤがぶっとい。

ここまでは順調にきている。
一ツ瀬川をR219で上る。

渡しの船。
水中から突き出した木から、何やら花が咲いている。
瓢箪渕にある無人販売所。

11時、瓢箪渕に着く。ここらか一ツ瀬ダムへの登りが始まる。

急峻な谷。水鳥が三羽、飛び立った。

15分を掛けてダムを登る。
ここまで来れば一安心。緩いアップダウンを繰り返して、西米良まで向かう。
ダムを越えてすぐ、銀鏡との分かれ道に出る。銀鏡隧道(非常に狭く、暗い。注意)を抜けてすぐ、山水を飲めるポイントがある。美味し。

13時、キャンプ場着。

久しぶりのカリコボーズ橋。

キャンプ場にチェックインし、さっそくカリコボーズの湯に。
暑さが厳しく汗だくなので、ゆったりとお湯に浸かる。特にここの露天風呂が最高だ。

夕方には“米良のオヤジさん”敬介さんと久しぶりにお会いする。相変わらずお元気そうで、村のためにひと汗ふた汗流されているようだ。

明日は今回の山場、二つの大きな峠越え、しかも100km近くを踏破しなければならない。早々に床に就く。

走行距離 62.7km
平均速度 16.6km

梅雨の晴れ間の墓参り〜尾鈴サンロードを行く

今年は今のところ空梅雨。
というわけで、半年ぶりに土々呂にある墓参りに行くことにした。
前日に思い立って旧友Mに連絡すると、泊めてもらえることに。サンクス。
16日8時半、綾を出立。
今回は10号線を北上するルートではなく、“裏道”を行くことにした。10号線を一切使わずに、山側のルートを延岡まで。
この道は車では何度も通ったことはあるが、自転車は初めて。厳しいルートであることは覚悟していた。
というわけで、いつもなら10時くらいに出立するところを早めに、山中は店も無いので一通りの工具と念の為の輪行セット。
雨は降らない予報だったので泥除けは外したが、結構な荷物になってしまった。
しかしチェーンも新調したことだし、大丈夫だろう。

西都〜木城まではいつものルート。順調に進む。
が、木城の手前でMから連絡があり、急な法事が入ってしまったとのこと。泊まってもいいと言ってくれたが、辞退する。というわけで急遽妹宅に泊まることになる。

11時半、そろそろ山道に入るために買い出し。
県道40号線沿いの尾鈴サンロード入り口からさらに40号線を500m進み名貫川を渡ったところに、田口酒店がある。
ここで必要があれば買い出しをする。途中、自販機はあるものの、日向まで食事は出来ない。
ただし、ここも例えばパンも数多く置いてあるわけでは無いので、木城の街中か、コンビニで買い出しするのが無難。

菓子パンとブラックモンブランで軽い昼食をとり、12時過ぎにサンロードへ入る。
気持ちよい田舎道を進み、都農東小内野々分校横を通過。
ここまでは通行量も少なく、アップダウンもさほどでは無いので気持ちよく走れる。

左奥に見えるのが東九州道。

尾鈴サンロードと日豊グリーンラインは、ほぼ東九州道に沿っている。
県道301号線と交差するところから、そろそろ本格的な山岳ロードに入る。

この坂を下った先から、急なアップダウンの連続。

急坂を上り始め、時速が10km以下になると顔の周りを“ブヨ”?じゃ無い、血は吸わないのだけれどやたら顔の周りに小バエみたいな奴がまとわりついて、鬱陶しいったらありゃしない。
どうやら「クロメマトイ」というらしい。
命名の通り(笑)目の周りはもちろん、穴という穴に入り込もうとする。鼻はもちろん、耳まで。
こいつら、速度が10kmを超えるとついて来れなくなるので、スピードを上げたいのは山々だけど、そうはいかない。
今回はアブの襲撃はなかったものの、どちらもハッカ油が効くそうな。

 

これからあの山並みを右に巻いて越えていく。途中休憩所あり。

13時前、石波川上流東郷町山陰に着く。橋の上で景色を堪能。

結構高いのです。
九州山地の深部はさらに奥へ。

さらにアップダウンが続く。田の原地区から直登し左にカーブした先に、地元の野菜の産直所がある。
自販機、トイレ、水飲み場あり。急登をきた直後には山水が美味い。

産直所を過ぎ、右手に養鶏場を見て、ヘアピンの急坂を下る。
下った先が耳川だ。ここに来るのは2011年のツーリング以来。その時は東郷町中野原から日向市美々津へ下り、10号線へ出た。

橋から下流を望む。
椎葉まで続く、宮崎有数の清流大河。
橋を渡った先に日向市美々津と東郷町中野原への道別れあり。

橋の先からさらに登りが続く。
急登を登った先に、日向市鵜毛集落がある。集落を抜けると右に直角に折れ、最後の急登が待っている。
坂の途中に「千年の水」がある。なんでも西郷どんが名付けらしい。

千年の水。敗戦濃厚になった西郷隆盛がここの水を飲み、名付けたのだとか。

しばし喉を潤す。坂はもう少しだ。
登り切ると、ループ橋のある急坂を一気に下る。

ちょっとした上りの後は鮫島病院横を通って国道327号線へと出る。久しぶりの信号だ。
ここを突っ切って、日豊グリーンラインへと入っていく。

ここから土々呂までは、急登は無いものの疲れた体にボディブローのごとく効いてくる(笑)アップダウンが続く。

15時過ぎに五十鈴川へ。

1mを超える魚影が!上からみると扁平な魚体は、おそらく河口から上がって来たスズキと思われ。
小園。堰の上は水深があり、格好の泳ぎ場で、子供の頃はここまで遠征していた。

橋の上から覗くと、ゆうに1mは超えるであろう魚影が見える。鮎を追って上がって来たスズキだろう。
門川町小園地区は子供の頃よく川遊びに来ていた。懐かしいなあ。
やはり車で通り過ぎるのと、自分の足で空気を味わうのとでは感慨もまたひとしおというものだ。
土々呂まではもう一息。

17日。8時半延岡を出立。
この日は前日山ばかりだったので、海ばかりのコースを帰ることにした。ほぼ一筆書きのコースとなる。
ひとまず10号線に出る。
延岡市と門川町の境。
小学4年生の時、友人とはじめてここを自転車で通った時の感動は忘れられない。
当時、校則で自転車での遠出は禁じられており、そんな事は無視して子供には大冒険とも言えるツーリング(!)に出かけた。親の車では何度も通った道だけど、自分の足で市町村境を越えた時は、身震いした。あの経験が今に続いていると思う。

門川町乙島。

門川町乙島カンムリウミスズメの営巣地として有名なところ。
やっぱり10号線は排気ガスがきつい。すぐ喉がイガイガしてしまった。

11時前、日向市平岩のシーサイドパーク太平洋でパン食休憩。
ヤギがいるよ!

シーサイドパーク太平洋。定番の休憩ポイント。

ここからしばらく行くと10号線の“難所”美々津大橋がある。
ここは自転車道があるものの、道を下ってさらに「階段か?!」と突っ込みたくなるような坂を上って行かなければならない。
無論、車道を押し通ってもいいのだが、トラックがバンバン飛ばし路肩もほとんど無い橋である。危険この上ない。
かなり古い橋であるが、当時の道路行政に物申したい。
美々津大橋だけでなく、美々津は総じて走りにくい。

しかし、そんな自転車道にもいいところがある。
橋の上で止まれるのだ。当たり前だけど。車道ではこうはいかない。
というわけで、前日上流を渡り、神武天皇お船出の地の伝説がある美々津港と耳川を写真に収める。

立磐神社(たていわ神社)
美々津大橋より上流を望む。
神武天皇お船出の地、美々津港。

東都農駅へと向かい、県道302号線へ。
日豊本線に沿って海沿いの道を川南へとひた走る。
去年走った逆をたどる

寂れた旧国鉄のリニアモーターカー実験線跡。

東都農駅を過ぎてすぐ、旧国鉄のリニアモーターカー実験線が見えてくる。
子供の頃は「未来の乗り物が宮崎で生まれる!」と、当時の鉄道世界最高速度記録が出るたびにニュースに出たものだった。
いつかの運輸大臣が視察に来た際には「豚小屋と一緒にあるとはなんだ」という発言が物議を醸した事もある。(今の失言閣僚に比べればかわいく思えるのが悲しい)
山梨の人には申し訳ないが、今となってはただの無駄金使いになりそうなのでそちらに引き取ってもらって有り難い。

ひまわりとお地蔵様。

川南漁港を過ぎてすぐ、300mほどだが激坂が待っている。
坂を上って通山小学校手前の信号を左折。茶畑の中を進むと10号線へと降りる急坂だ。
上りの女子高生とすれ違った。毎日この道を自転車で通っているのね。お疲れさん。

10号線から新富町役場まで進み、信号を右折して県道18号線へと入る。
新田原基地へと上がる道の交差点を左折し、一ツ瀬川へ。
橋を渡ってずっと下った先の信号を右折し上田島の街中へ入る。
東春田の信号を左折し国道219号線へ入り、那珂の信号まで。
信号を右折し那珂小学校を過ぎ、高架を潜って道なりに直進する。
エコクリーンプラザ宮崎の坂を登りきると、後は綾まで平坦路だ。
木脇の大田原橋を渡ってすぐ左折し、宮崎〜綾サイクリングロードに出れば、綾はもうすぐだ。

高鍋牛牧〜新富新緑園お散歩ツーリング

15日、昨年一身上の都合で閉められた高鍋町牛牧の「和の店志乃」さんに、預かっていただいていた器を取りに伺いました。ついでにパーツを新調した愛車の調子を見るためのツーリングも兼ねて。

10時半に綾を出立し、気持ちよい風を感じながら田舎道を西都まで。
愛車がめちゃめちゃ軽い!ギヤ一枚分は軽く回せる感じ。チェーン交換だけでも軽く感じたけど、BB交換の効果は絶大。
いやー、消耗品はケチってはいけませんな。
お昼前に西都着。
軽くお昼を、と思って噂のうどん屋さん「うらしま」へ立ち寄るも、月曜は定休日。orz
気を取り直して、近くのスーパーでパン食。
13時のお約束だったので、のんびりとお店まで向かう。

久しぶりの志乃さん。オーナーの恵利由美さんと無沙汰の挨拶。
お顔を拝見して、安心しました。
小一時間ほどお話をし、そろそろ退出しようかと思っていたところ、近くにおしゃれなお茶屋さんがあるから、行ってみない?とお誘いいただく。
車で10分ほど、新富町の新緑園さんへ。
「農林水産大臣賞3年連続受賞」の称号は伊達ではありません!
ちょうど新茶の季節ですが、出していただいたお茶は本当に美味しい。普通に煎れていただいのはもちろん、水出し茶も絶品。
抹茶ソフトクリームにいたっては、こんなに濃ゆい抹茶ソフトは初めて。
いい出会いをいただきました。感謝。

15時半に新緑園さんを出て、新田小近くの「花と花壇」黒木先生のお宅へご挨拶へ。
僕が唐津に修業に行く前、唐木土陶苑でお世話になっていた頃から可愛がっていただいています。20年来のおつきあい。
いつ伺っても、歓待していただきます。感謝。
16時半に出立し、帰路へ着く。18時着。

70kmちょいのツーリング。
心地よい疲れ。ありがたいものです。
最近登りが少々きつく感じていて、体力落ちてきたかな?と思っていたのですが、消耗パーツを新調したらそんなことはなく、安心しました(^_-)

雨のお花見in出水〜球磨川を肥薩線に沿って下る

ちょっと前の旅日記。

4月6日9時前に綾を出立して人吉へ向かう。
今回の旅の目的は二つ。八代にある喫茶ミックさんを訪ねること。
もうひとつは8日に鹿児島県出水市で予定されているお花見に参加すること。

ちょうど遊びに来ていた中学に上がる直前の甥っ子。

予報では雨は降らず、降っても小雨ということで強行出発。といっても出発の時点で既に少し雨は落ちていたけど。
が、大したことはない。

しかし、出発してすぐ、高岡町浦之名手前でテントポールを包んでいたマットを落としていることに気づく。後ろのパニアバックの上にゴムひもで括り付けていたのだけど、レインカバーのせいでしっかり固定されていなかった模様。
どこだ?
マットはともかく、ポールがなくてはこの旅は断念、もしくはバスと鉄道に切り替えるしかない。
とりあえず落ち着け、と自分に言い聞かせ、5kmほどを3回往復して道路はもちろん、側溝や崖下まで探したが見つからず。
もはやこれまで、ダメ元で落としたことに気づいた(と思っていた)地点よりもう少し先に進んでみることにする。

すると、歩道に、あった。

気を取り直して、進み直すことにする。
この日は人吉まで行く予定であり、雨の心配もあって早めに出発していたのが幸いした。1時間ばかりのロス。

その後は小林まで国道268号線を順調に進み、小林で県道53号線へ。
霧島を左手に、快適な田舎道を行く。雨も降らず。
えびので国道221号線へと戻り、加久藤越えへ。
この峠は3年振り。といっても、前回は旧国道の堀切峠越え。
あの時に比べれば楽、と言ってもそれなりの登り。
だけでなく、路肩の状況も悪く、もちろん自転車道もない、トラックの暴走が激しい。という精神的に疲労感たっぷりの道。
極め付けは県境にある加久藤トンネル。自転車が走るスペースなんかありゃしない。それが1.8kmに及ぶ。

眼下に加久藤カルデラ(えびの盆地)を望む。かつては巨大な噴火口であった。もちろん阿蘇よりでかい!

必死の思いでトンネルを抜け、人吉へと下る。
今日の宿は人吉クラフトパークのキャンプサイト。おすすめです。

夕方から雨が本降りになる。
キャンプサイトに明かりが灯るころ、今年の本当にあっという間の短い桜が見頃に。ひとり、夜桜を堪能する。天気が良ければ人出で賑わうのだろう。

桜も見事。
人吉クラフトパークキャンプサイト。綺麗で安い。

夕食は近くのスーパーで買ったビックサイズのカレーライス。
この日は一人だったので、事務所に断りを入れて炊事場の屋根の下にテントを張らしていただく。

ユーレイカアマリパスソロ。
随分貫禄が出てきたもんだ。

夜中に大雨。が、朝になれば小降りになるはず。

7日。6時に起床するものの、雨は収まらず。
この日は八代までなので、楽勝なのだが大雨の中、走りたくはない。
ミックさんに14時に約束してあるので、人吉から輪行するのか、走るのか、決断せねば。
しかも、今回は八代から泉まで輪行するつもりだったのが、アーレンキーを一つ、忘れてきていることに気づく。普段は使わないので、抜いていたのをうっかりしていた。
ホームセンターで仕入れなければならない。ということは10時まで人吉で待つか?いや、そんな時間の間に走れば八代に着いてしまう。
8時過ぎまで様子を見ていたが、なーんとなく、雨の勢いも弱まったような気がしてきた。
というわけで、走ることにする。
走り出すと、雨が強かったのは小一時間ほどで、人吉の街中を抜ける頃には小雨程度になっていた。
R219から肥薩線渡駅を過ぎた先の踏切から球磨川を渡り、県道15号線へ。ここからしばらく肥薩線と並行して走る。

R219は交通量も多く、大型車も多い。ゆえに八代〜人吉間は肥薩線に沿ったルートおすすめする。集落もこちら側にある。
道幅は狭いものの、気持ちよく走れる。

球磨村役場前、一勝地駅で休憩。

ガスがかかる球磨川。
一勝地駅付近。川もさほどは増水していない。
フル雨装備。でも実はそんなに降られていない。

更に順調に進む。
白石駅を過ぎ、吉尾駅を目の前にして道がなくなった。え?
自動車道は山中へと向かっている。
歩道らしきものが小川にかかっており、どうやらこの先は車では吉尾駅には行けないらしい。
でも、こちらは自転車♪
吉尾駅で工事の人に尋ねると、この先も八代まで行けるよ、とのこと。

海路駅で休憩。

雨の桜も一興。
肥薩線海路駅。
レンズが曇っていたのが、いいフィルターに。

瀬戸石ダム付近で全面通行止に合う。
ダムの上をR219に渡る。
坂本の道の駅で休憩。
R219ではなく、ひたすら肥薩線に沿っていけば八代駅に行けたのだが、八代市内で道に迷ってしまった。
昼頃、駅前の金物屋でアーレンキーを探すも、手に入れられず。
15分ほど走った先のダイソーを教えていただき、向かう。
八代駅で輪行の準備をすませると、約束の14時が迫っていた。

喫茶ミックさんを訪ねる。
水俣の友人の紹介で、こちらで展示会をさせていただくことになる。その下見と打ち合わせ。
9月上旬の予定です。詳細は後ほど。
せっかくなので、こちらの定番メニュー、ビーフカレーをいただく。

はじめての肥薩オレンジ鉄道。はじめてのキャンピング輪行。
うっかりしていたのだが、JR八代駅と肥薩オレンジ鉄道の八代駅は、駅舎が違う。
隣にあるのだが、なにせキャンピング輪行は、重い。列車の時間間際になって余計な汗をかいてしまった。

八代から出水市米ノ津駅まで小一時間。
八代海を眺めながらの電車旅。列車のリズムが眠気を誘う。

米ノ津駅で自転車を組み立て、雨は降っていないものの雨具を着る。
ここからはあと少し。R3を南下する。

今回のもう一つの目的、お花見はかぶりもんずによるもの。
8日に花見するけん、おいで〜とお誘いいただいたので、二つ返事でつるZEE宅へ。
いつもながら、愛ちゃん共々ありがとうございます。お世話になりました。
この日の夕食は愛ちゃん特製カレーライス。カレー三昧の旅の〆には、一番美味しかった!マジで!

いつもお世話になっております、素敵な兄貴つるZEE。
いつもお世話になっておりますあいぷー、愛ちゃん。
水俣からは中村夫妻。
みんな揃いました。今回はたこ焼きパーティー!

まるで実の子(孫?)の様にはしゃいでます。

ほんとうに嬉しそうなつるZEE。
雨で花見は出来ませんでしたが、愛ちゃんが用意してくれました。

今回も楽しかった〜〜!みんなありがとう!

9日、大口でバンドの練習があるという、つるZEEに途中まで車で送っていただく。
予定ではえびのまで行って泊まり、10日帰宅だったのだが、10日から大雨の予報。というわけで、予定を前倒しに。

大口を昼頃出立。今回はとにかく早く帰る、ということで国道を行く。

この日は雨具を着ることもなく。
裏道ならではの風景。
二日前にあのループ橋を登って行きました。

R268をえびのまで。湧水町付近、川添トンネルでは迂回路がある。そちらがオススメ。
R221〜R268を小林、野尻、高岡と進み無事18時前に帰宅。

追記 予報はよく当たり、その晩から大荒れの天気に。