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白さつま板皿「The Bridge」

白さつま板皿「The Bridge」

世の中に沢山存在する、橋。
その美しいアーチは人々を魅了します。

私は旅が好きで、ふらっと車で出かけたりすることがあるのですが、知らない土地で、見事な橋に出会った時ほど、ワクワクすることはありません。
宮崎にも、日之影、高千穂の峡谷にかかる橋は以前は東洋一の高さを誇っていた高千穂鉄橋を始め多くの美しい姿を惜しげもなく深い谷の上に披露して楽しませてくれますし、県南に目を向けると、えびの市に現存する石橋は、先人の英知と技術の高さを例えば黒木和夫監督作品「美しい夏〜キリシマ〜」等で自然と一体となった姿で我々の関心を引きつけます。

県内だけでなく、有名なところでは熊本の通潤橋や、加久藤峠のループ橋があげられます。

橋は、元々生活のために作られたものであり、そもそもデザイン性よりも実用性が先であったことは想像に難くありません。
そういう意味では、食器と相通ずるところがあるとも言えるでしょう。
しかし、世界中の古い橋にも意図的なデザインが認められるように、構造的なアーチの美しさに人々は惹かれていたのです。

そこで橋のアーチをイメージしてこの器は生まれました。

白さつま板皿「The Bridge」

この写真のものは、大きさは約10センチ×25センチほどで、ちょっとしたオードブルやおつまみを載せるのにいいでしょうか。
表面は、叩き文がつけてあります。
アーチは手彫りの削り出しです。

冬枯れの日

今日は、宮崎でもかなりの冷え込みでした。
水道管も凍っていました。

宮崎の冬は、からっと晴れた日が続きます。
風は冷たいものの、風さえなければ、日当りのいいところではそれなりにぽかぽかします。
今日は久しぶりに、晴れているものの気温が低く風が強い、冬らしい一日でした。


不思議なことに、私は昔からこの冬枯れの風景がとても好きです。
何となく物悲しくなる様な、胸が締め付けられる様な気持ちになるのです。

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白和え

今日は、ふと思い立って白和えを作ってみました。

私の住む綾町には、「徳丸豆腐」というおいしい豆腐があります。

これはわりと大きい豆腐で、地元のスーパー「華蘚」で?187-なり。
この三分の一を使って、3人分を作りました。

美味しい、と言ってもどんな風に美味しいのか?

唐津の修業時代、川島豆腐さんのざる豆腐はしょっちゅう頂きました。
これはさすがに美味しい(^_-)
文句のつけようはありません。

「徳丸豆腐」は、川島豆腐に比べ豆の濃厚さと言う点ではさっぱりしている感じ(香りもさほどない)ですが、味の方はしっかりしたものです。
むしろ爽やかな分、いろんな料理のベースには合うんじゃないでしょうか。
かといって、単品で食べてももちろん旨い!
私は、何もつけずに食べることも多いです。塩だけでも、もちろんオッケー。
むしろ醤油より、楽しめるくらいです。

さて、今回は豆腐の隠し味として、こぶ締めにしてみました。
豆腐自体の甘みもあるのですが、6時間ほど昆布を豆腐でサンドイッチにした状態で冷蔵庫に保存。

豆腐をすり鉢でごまと混ぜ合わせ、うちの畑で採れた小松菜を合せます。

ここに、やはり綾で作られた「中原麹店」のお味噌を少々入れます。

今回は「黒天目角切り向付」に盛りつけてみました。
お味の方は、グー(^_-)
隠し味の方も、ほんのり利いています。

ああ・・・・

幸せ。

初釜

先日、表千家の社中の皆さんが集まって、初釜(?)がありました。
実は、日頃お世話になっている大賀サチ先生が、昨年夏頃から体調を崩され神奈川の娘さん宅へ行かれているため、通年とは異なった形となりました。

大賀先生は、宮崎の表千家では重鎮と言っていい存在です。縁あって、6年ほど前からお世話になっています。

今年はKさん宅へ、私を含めて6名が集まって初稽古。
自宅の、床の間の部屋に炉が切ってあり、水屋は組み立て式の物をわざわざ購入されていました。

私は、腰の具合が芳しくなく、しばらくして先にお暇いただいたのですが、久しぶりに皆さんとお顔を合わせることが出来、またお抹茶の味も格別でした。

大賀先生も春先には宮崎へ帰って来られるとのこと。
まだまだ、いろいろと先生から学ぶべきことは沢山あります(^_-)

06.12種子島滞在記vol.4


29日。
窯焚きも最終日である。山のようにあった薪も、すっかり空になってしまった。




さあ、いよいよ最後の薪の投入だ。








最後が見えて来たので、思わず笑みがこぼれる。






薪の投入を終え、焚き口に蓋をする。







ようやく、打ち上げ。先生にシャンパンとワインを買っていただき、労をねぎらっていただく。
この日は生憎3日前からの悪天候で船が出港せず、魚は無し(T^T)
代わりにスモークチキンを、と思って作ったのだけど、煙突の余熱が思いのほか強く、“照り焼き”になっちゃった(^^ゞ



結局、窯焚き期間中朝から晩まで呑んでたなあ、なんだかんだ言って(笑)



あ〜あ。酔っぱらって調子にのっちゃってるよ・・・

翌30日、軽く二日酔いのまま朝を迎え、キビナゴとビールで軽い朝食(笑)を済ます。
今年再び種子島での再会をお約束し、先生と共に島を後にした。

今回、いろいろとお世話いただいた種子島窯の若女将、環さんにはこの場を借りて感謝を述べさせていただきます。
またご当主の野口悦士さんは、窯焚き全般に渡って気配りいただき、本当にご苦労様でした。ありがとうございました。

そして、この落こぼれの弟子に貴重な体験の機会を与えていただいた中里隆 先生に、深い感謝を捧げたいと思います。


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